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2011年9月 3日 (土)

山岡国家公安委員長は野田内閣人事の最大の欠陥

特定失踪者問題調査会の荒木和博氏から頂いたメールには次のように書かれていた。

「誰が拉致担当大臣になるのかと思っていたら、山岡賢次氏とのこと。驚き、呆然としたというのが正直なところです。山岡議員はこれまで拉致問題に関わった話を聞いたこともありませんし、それ以前に関心がありそうにも思えない人物です。また、拉致問題以外のことでも民主党の他の議員を含め評価する声を聞いたことがありません。小沢グループを押さえ込むためにこのポストに当てたとでも考えるしか理由が思いつかない人事でした。

人事にはトップの姿勢が反映されますからこれもそういうことなのでしょう。あるいは野田総理は、『拉致問題を政府に任せては解決しない。国民が「自分たちでやらなければ」という意思を持つことが肝心だから、あえてこのような人事にした』という、高度な政治判断をしたのかもしれません。

いずれにしても、こちらとしてはやりやすくなったとも言えますが。」

            ○

野田総理のこの人事にはがっかりした。野田内閣は「泥にまみれて汗をかく」と言うが、山岡賢次が国家公安委員長になったことによって、泥は泥でも「汚泥まみれ」になった。これは駄目だ。

野田氏は小沢の圧力に屈したか、あるいは何としても小沢にすり寄りたいのであろう。

国家公安委員長とは、国家の治安維持の最高責任者である。警察に対して直接の指揮権限はないといわれるが、警察に相当の影響力を行使することができる。そういう重要な閣僚によりにもよって山岡を選ぶとは何事か。あんな薄汚い小沢一郎の手先に国の治安を担当させるべきではない。また山岡はマルチ商法の企業とも深いかかわりがあると報道されている。

小沢一郎もたった一回だけ閣僚になったことがある。中曽根内閣の国家公安委員長・自治大臣である。国家公安委員長というのは、警察官僚とのつながりができる。山岡を国家公安委員長にしたのは、小沢からの強い要請があったと推測する。

ともかく、この人事は野田内閣の最大の欠陥である。

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