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2011年7月27日 (水)

東日本大震災と日本人の反省

東日本大震災の後、「日本は変わらねばならない」という議論が起こっている。

一つは、戦後の経済成長至上主義を反省し、生活の質を追求する文化に移行すべきだという議論である。これは、大量生産・大量消費から質素・倹約へ移行すべきだということであろう。平たく言えば、GDPが第二位だとか三位に落ちたなどということにとらわれることなく、貧しくとも心豊かな生活へ回帰すべだ、ということであろう。

二つ目は、明治維新以来の西洋近代合理主義・科学技術文明を反省し、精神性を回復すべしという議論である。日本民族における精神性の回復とは、天地自然に神を見る日本伝統信仰への回帰以外のなにものでもない。

この二つの議論は、大震災が起こるはるか以前から、心ある識者によって論じられてきた。私の文芸上の師である中河与一先生も、もう四十年くらい前から論じておられた。

天地自然に神を見る日本伝統信仰を回復とは、国民の多くが、祭祀国家日本の祭祀主であらせられる天皇陛下に神習い、天地自然の神々への祭祀の心を回復することである。そのことによって、自らの罪穢れを祓い清め、さらに、荒ぶる神々を鎮め、真の平和と豊穣の世界を取り戻すことが大切であると信ずる。

そういう意味で、この国難は日本再生の絶好の機会なのである。

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