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2011年6月29日 (水)

亀井静香と菅直人

菅直人の居座りに対して、閣僚からも、民主党幹部からも批判の声が上がっている。しかし、国民新党の亀井静香は、菅総理の延命に手を貸していろいろな動きをしている。

亀井と菅とは、十年くらい前、森喜朗の「神の國発言」に関して、『サンデープロジェクト』怒鳴り合いの大げんかをしていた。私はそれをビデオに記録している。

國體観・歴史観という思想信条の根本問題で、激しく対立していた二人が今は、手を組んで権力の延命を図っているのだ。

思想も理念も関係なく権力に固執するのが今の政治家どもなのだ。菅直人と亀井静香は性格的にも思想的にも絶対相容れない。しかし、権力維持という点で利害が一致している。菅は、総理を辞めたくないし、亀井は大連立になったら、自分の居場所がなくなるということなのであろう。

亀井静香は田母神俊雄氏のことをテレビで「田母神だか死神だか知らないが…」と罵ったことは許せない。亀井が支那事変を日本軍の侵略だったと思っていても、意見が異なるからと言って、他人様をよりにもよって「死神」だなどと罵るなどということが許されるはずがない。

亀井は、自分が自社連立を推進し、村山内閣閣僚であり、「村山談話」にも深く関わったので、「村山談話」を否定した田母神氏が憎くてしょうがなかったのであろう。また、自衛隊への反感・蔑視もあるのだろう。

また最近は「皇居を広島に御移しすべし」などということをも畏れ多くも、陛下の御前で口にした。不敬千万な行為である。

以上の点から、私はどうも亀井静香という政治家が好きになれない。亀井氏は時々良い事も言うし、私の同志や親しくしている人に、亀井氏と親しい人が案外多いので、あまりこういうことは書きたくないのであるが、今回の菅直人擁護の動きは納得がいかないので、敢えて書いてしまった。

自民党政権時代の歴代総理は、みんな小沢一郎に苛められて辞めてしまったのに、菅直人の今回の粘り腰というか、権力維持への執念に対しては、小沢一郎も為す術がないようである。

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