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2011年6月15日 (水)

公文書の公開について

「公文書等の管理に関する法律」が、この四月に施行されたらしい。この法律の第一条には、「この法律は、国及び独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものであることにかんがみ、国民主権の理念にのっとり、公文書等の管理に関する基本的事項を定めること等により、行政文書等の適正な管理、歴史公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって行政が適正かつ効率的に運営されるようにするとともに、国及び独立行政法人等の有するその諸活動を現在及び将来の国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。」という趣旨で制定された。

しかし、全ての公文書が公開されるわけではなく、二二六事件・五一五事件など歴史的大事件の記録は、容易に閲覧できないばかりでなく、どのような事件の記録がどこに保管されているかさえ非公開だという。

小生などは、二二六事件・五一五事件ばかりでなく神兵隊事件・大本教事件・ゾルゲ事件・中野正剛自決事件、さらに遠くは西南戦争・大久保利通遭難事件などの記録も機会があれば閲覧したいのだが、無理なのだろうか。

こういう事件の記録のことを「刑事参考記録」と刑事参考と言うのだそうだ。刑事事件の記録は、犯罪被害者の人権やプライバシーを守るために全面公開はするべきではない。しかし、歴史的大事件については、全面公開されてしかるべきであろう。

また「刑事参考記録」が裁判所ではなく検察庁に保管されているというのもおかしい。

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