« 千駄木庵日乗六月十六日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月十七日 »

2011年6月17日 (金)

三人の恩師

私にも「恩師」と申し上げるべき方がおられる。谷口雅春先生・野依秀市先生・中河与一先生のお三方である。

谷口雅春先生は、生長の家の創始者であられる。先生の著書「生命の實相」は、今も座右の書である。毎日就寝する直前に拝読している。今色々な精神世界と言われる分野の書籍・宗教書が出ているが、「生命の實相」をはじめとした谷口雅春先生の著書に書かれていること以上のものはないように思う。小生の言論・思想・信条に最も大きな影響を与えた方が谷口雅春先生である。中学三年生の時に毎週日曜日の朝、ニッポン放送で放送されていた「幸福への出発」を聞いたのが谷口先生との出会いであった。以後、大学卒業まで、生長の家の組織活動に参加した。谷口先生には、直接色々ご指導をいただいた。大学卒業時には、就職の心配までしていただいた。非常に有難いことであった。

野依秀市先生は、高校三年の時、野依先生が主宰しておられた『帝都日日新聞』を読む機会があり、その御主張に共鳴した。そして「書生」となった。一年にも満たない期間であったが、お側で仕えさせていただき、本当に色々なことを学んだ。明治・大正・昭和の三代にわたって、政治家・言論人・宗教者として活躍された方の側にいることが出来たのはまことにありがたい事であった。言論活動の意義と素晴らしさを教えて頂いた。野依先生については、先月、「中外日報」という宗教専門新聞に一文を書かせていただいた。

中河与一先生は、二松学舎大学に入って、『萬葉集』を学ぶようになった時、先生の著書『萬葉の精神』を拝読し、感激した。そして一度お目にかかりたいと思っていた。昭和四十五年十一月二十五日、三島由紀夫氏らの「楯の会事件」が起った。そしてその直後、豊島公会堂で追悼集会が開かれた。その時、楽屋ではじめて中河先生にお目にかかった。以後、先生の主宰する文芸勉強会に参加させていただいた。また、令夫人・中河幹子先生の主宰する短歌の会にも参加させていただいた。先生の作品も文藝論も日本伝統精神に立脚した素晴らしいものであると思っている。

|

« 千駄木庵日乗六月十六日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月十七日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/51964508

この記事へのトラックバック一覧です: 三人の恩師:

« 千駄木庵日乗六月十六日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月十七日 »