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2011年6月18日 (土)

「政治主導」と「政治家主導」とは厳しく峻別すべし

「憲法を起草する会」において印象に残った参加者の発言は次の通り。なお、荒谷卓氏の講義は後日報告します。

「戦後復興はしていない。日本がアメリカ化しただけ。現行憲法の発想の根源はアメリカの思想。しかし、建国以来の日本民族のDNAは健在」。

「阪神淡路大震災の時、震災対策担当相をしていた小里貞利氏の活躍は目覚ましかった。今はそれがない」。

「昔は、災害などがあると、天皇のご命令で元号が変わった。今は、元号は一世一元制になり、しかも内閣が政令で元号を決める。これは伝統にのっとっていないのではないか」。

「日本の道徳・規範は、『詔』に集約される」。

「政治家はゼネラリスト。官僚はスペシャリスト。政治家が行政というマシンを使いこなすことが大事」。

           ○

小生は次のように思う。

「民主党は『政治主導』と言うが、道義心が希薄であり、徳もなく、しかもゼネラリストなどとはとても言えない政治家が圧倒的に多い。そういう政治家が国家公安委員長になり『政治主導』を金科玉条にして警察組織を恣意的に動かし、政敵を逮捕させたり、不祥事をもみ消させたりしたらどうするのか。法務大臣が検察を恣意的に動かし、同様なことをしたらどうするのか。自衛隊を『暴力装置』などと馬鹿なことを言う人が官房長官であった。彼らの言う『暴力装置』たる自衛隊・検察・警察が、時の権力者の支配下に置かれ、恣意的に使われるようなことになる危険がある。『政治主導』と『政治家主導』とは厳しく峻別されなければならない。早い話が、検察・警察が小沢一郎の支配下に置かれたらどうなるかということである。しかし、警察・検察に対するチェック機構・監視機構はきちんと確立されねばならない。議会も公安委員会もその機能を正しく果たしているとは言えない」。

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