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2011年5月 4日 (水)

竹田恒泰氏の講演

大変遅れましたが、四月九日午後二時半より、春日の文京シビックセンターにて、「日本ネイビークラブ・防人を励ます会・世界戦略総合研究所合同定例会」で行われた竹田恒泰氏が行われた講演で、印象に残った話を報告します。

「慶応大学で憲法を教えている。第一条が専門。一年間かけて大学生に教えている。『古事記』『日本書紀』を熟知していなければ、第一条は理解できない。天皇統治の歴史を知っていなければ理解できない。簡単に女系の天皇を認めるべきではない。最後の最後まで男系を維持すべし。華族制度撤廃は大きな打撃。来年の『古事記千三百年祭』で『古事記』への関心を高めるべし。

私は、もともとは資源物理学が専門。原子力が専門。今後の日本をどう立て直したらいいのか。アメリカのメディアは『日本人の自助の精神から学ばなければならない』と書いた。帰宅困難者が階段に律義に座っている姿に中国人は驚いた。配給を受ける時、日本人はきちんと並んでいる。中国では腕力の強い順に処理される。日本人の評価が上がることとなった。

原子力は本質的に危険。地震による災害は三十年前から指摘されていた。しかるに高い防波堤を作っていなかった。原発は冷却に始まり冷却に終わる。原発は一年に一回止めて点検する。除染という作業をする。作業をする人は一日で二万・三万円もらっている。今回の事故は、チェルノブイリ並みの事故になる可能性あり、放射線との闘い。冷却系が回復するのが最善。しかし、四基すべてが回復しなければならない。

日本は神の國。しかし国土は放射能で汚染された。アメリカの言いなりの上に今の日本がある。そして日本人の心を失った。日本人としての美しい生き方を忘れて来た。『公』の心を忘れた。しかし今回の大震災で日本人は衣食住が足らなくても礼節を忘れないことを示した。日本の復興を為し遂げることによって世界が変わる。

日本は世界最高の鉄道技術を持っている。イギリスには高速道路は一本もない。どんな危機が来ても『他人のために生きる』という日本人の精神を持っている限り危機を乗り越えて行ける。イラクなどアラブの若者は、明治維新を為し遂げた日本、バルチック艦隊を殲滅しアメリカに攻め込んだ日本を知っている。アラブの希望の星は日本。

どんな困難も乗り越えることを神風が吹くと表現した。しかし努力しなければこのことはない。日本人の最高の輝きを取り戻すべし。」

            ◎

原発について衝撃的な詳しいお話があったのだが、原発問題について全くの門外漢である小生のメモと記憶で間違ったことを書いてはいけないので書くことを遠慮する。竹田氏の言われる通り、今回の惨禍において日本人が、取り乱すことなく冷静に対処した事はまことに素晴しい事であった。特に、被災地の方々に満腔の敬意を表する。日本人は、まだまだ大丈夫であると認識した。やはり日本人は素晴らしい。

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