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2011年5月 7日 (土)

大御心を拝し奉りて

東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば(平成23316日)

「これからも皆が相携え,いたわり合って,この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。

被災者のこれからの苦難の日々を,私たち皆が,様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が決して希望を捨てることなく,身体(からだ)を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう,また,国民一人びとりが,被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ,被災者と共にそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。」

            ◎

常に国民と喜びと悲しみを共にされるのが、歴代天皇の大御心であります。今上陛下の「東北地方太平洋沖地震に関するおことば」を拝してもそれは明らかであります。また、明治天皇・昭和天皇の御製にも、民を思われ、喜びも悲しみも民と共にされる大御心が示されております。

明治天皇御製

とこしへに 民やすかれと いのるなる わがよをまもれ伊勢のおほかみ

(明治二十八年・日清戦争)

民草の うへやすかれと いのる世に 思はぬことの おこりけるかな

(明治三十七年・日露戦争)

暁の ねざめのとこに おもふこと 國と民との うへのみにして

(明治三十八年・日露戦争)

千萬の 民とともにも たのしむに ますたのしみは あらじとびおもふ

(明治四十三年)

昭和天皇御製

あらたまの 年をむかへて いやますは 民をあはれむ こころなりけり

(大正十三年) 

天地の 神にぞいのる 朝なぎの 海のごとくに 波立たぬ世を

(昭和八年)

よろこびも かなしみも 民とともにして 年はすぎゆき いまはななそぢ

(昭和四十五年)

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