« 千駄木庵日乗四月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗四月五日 »

2011年4月 5日 (火)

日本民族に課せられた使命

今回の大地震と原発事故で、文明史上・人類史上大きな問題を突き付けられている。「自然との共生」などという言葉をよく聞くが、そんな生易しいものではないことを実感した。確かに人間は自然と共に生きてきたし、自然の恩恵をこうむっている。しかし、時に自然は人間に無慈悲に襲いかかってくる。これにどう向き合うのか、永遠の課題である。

それと共に、科学技術の進歩発展が、人間生活を便利にし、快適にしてきた。しかしその反面、人間は科学技術によって大きな危険を抱え込んでいる。原発や核兵器はその最たるものであろう。

今回の災害は、この二つの問題が、自然と共に生き、自然を愛し、自然の恵みを受けて来た日本、そして、科学技術が進歩発展し技術大国と言われる日本において、同時に降りかかってきた。これをどう克服するかは、日本人に課せられた大きな課題である。そして正しく克服すれば、人類に対して大きな貢献をすることとなる。

人類が今までのような、そして今まで以上の生産と消費を続けて行くためには、原子力に頼らざるを得ない。しかしそれには多くの危険が伴う。これをどう解決するのか。

もう一つ考えさせられるのは、大東亜戦争末期、アメリカはわが国に二発の原発を落とし無辜の民を殺戮した。さらに東京大空襲をはじめとして全国主要都市に爆撃・焼夷弾投下を行い、無辜の民に虐殺した。今回、そのアメリカに、多大な支援を受けている。歴史の皮肉としか言いようがない。

日本民族は、これからの人類史・文明史の言葉の真の意味における「健全な発展」を担っていく大きな使命を課せられたと言える。私は、日本民族はその使命を正しく果たしていくことができると信じている。

|

« 千駄木庵日乗四月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗四月五日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/51304511

この記事へのトラックバック一覧です: 日本民族に課せられた使命:

« 千駄木庵日乗四月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗四月五日 »