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2011年3月 2日 (水)

憲法勉強会で話したことなど

今日の『憲法勉強会』では次のような意見が出された。

           ○

「共産支那などから祖国を防衛するために、自主憲法の制定、第九条の改正は国家緊急の課題である。」

「西洋憲法の起源は、市民と君主との契約・約束事である。日本國體はそういう西洋成文憲法の上位にある。『大日本帝国憲法』は明治期における緊急性で、知恵を絞って作った。」

「國體は成文憲法に規定する必要はない。」

「衆議院の解散は、天皇陛下が内閣の助言と承認によって行われることなのに、『総理大臣の専権事項』とされるのはおかしい。」

              ○

私は、「日本國體」について自分の存念を話させていただいた。さらに、次のようなこともは論じさせていただいた。

日本という国もそして日本國體も、『成文憲法』に規定されて、初めて存在するのではない。『成文憲法』があろうとなかろうと、日本国家・日本國體は永遠に存在し続ける。したがって、日本國體を『成文憲法』に規定する必要はないという意見もそれなりの正当性がある。特に『現行占領憲法』のように、日本國體を正しく規定していない憲法は、國體を隠蔽するどころか、破壊する危険がある。

さらに言えば、わが国は、西洋国家とはその成り立ちが根本的に異なるのであるから、西洋に起源を持つ『成文憲法』そのものが必要ないのかもしれない。

ただし、今日の日本においては、少数ながら國體破壊勢力が存在する。また、國體に対して無関心層も存在する。そういう時代状況にあって、『成文憲法』がありながら、國體の関する条項がないというのも危険である。故に、日本國體精神に則った正統なる「國體条項」が『成文憲法』に規定される必要はある。

『成文憲法』そのものを廃止してしまうのも一つの方策である。国会法・内閣法・防衛省設置法・警察法などの各法律を充実させれば良いということも言える。その方が、国会の過半数で法律改正することによって、法律を時代状況に速やかに適応させることができる。

『現行占領憲法』の「天皇条項」の根本的欠陥は、天皇の御地位が「主権の存する日本国民の総意に基づく」とされていることである。これは、日本國體に全く合致しない規定である。また、「日本国及び日本国民統合の象徴」という規定は、天皇の空間的統一性・統合性は表現されているが、天皇の時間的連続性・伝統性は全く表現されていない。

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