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2011年2月16日 (水)

皇位継承の論議について

今日、学生時代からの同志である方から次のようなメールをいただいた。

「最近は皇統問題で保守論壇では男系派と女系派が入り乱れて互いに相手を罵倒しあう状況で嘆かわしく思います。私の記憶では以前『政治文化情報』誌において四宮さんはたしか、皇統問題は臣下があれこれ議論する筋ではなく、最終的には大御心に待つべきものと書かれておられて私も感服しました。四宮さんのご意見は現在もお変わりありませんか。ご教示頂ければ幸甚です。…この件、○○○○氏とも議論しましたが、臣下は語らずということで一致しております。」

小生は次のようなご返事を差し上げた。

「全く変っておりません。貴兄と同じく小生も最近の状況はまことに嘆かわしいと思います。臣下たる者、上御一人の大御心にお任せするべきと思います。明治の『皇室典範』も、明治天皇の勅定でありました。」

             ○

以前小生が書かせていただいた一文の一部を掲載させていただく。

「世俗の権力機構としての国家の根底にある祭祀国家・信仰共同体国家の祭祀主の御位の継承といふ神聖なる事柄を、権力国家の行政機関や立法機関で決定してはならない。あくまでも天つ神の御意志・神代以来の肇國以来の傳統に基くべきである。

そして神の御意志・肇国以来の傳統の体現者は、上御一人日本天皇であらせられる。天つ神の地上におけるご代理=現御神であらせられ、神代以来の傳統の繼承者・體現者であらせられる天皇陛下の大御心に帰一すべきである。これが一番大切である。いかなる権力者であらうとも、いかなる立場の者であらうとも、臣下が議論して決めるべきではない。

旧『皇室典範』は、明治天皇が裁定され、制定された。即ち勅定である。議会や政府が定めたのではない。臣下の真摯な建言は許されるとしても、皇室に関はることは、なべて大御心に俟つべきである。一切は大御心のまにまにが、臣下國民のあるべき姿勢である。」

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