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2011年1月18日 (火)

衆参両院議長への「要望書」

本誌購読者の稻垣直氏から頂いたお手紙に次のやうなことが書かれてゐた。

「中井代議士の不敬事件に憤激して積極的な行動に出て居られる様ですが、小生は、『遂に来たか』の感想を先づ持ちました。そして單に中井議員個人の言動よりも、両陛下のお出ましに対して、議員全体の半ばが欠席して居ると云ふ状態の方に注目して居ます。総員結集して奉迎申し上げる可き處ではないか。」

その通りである。衆参両院は、昨年十一月二十九日に、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ参議院本會議場で行はれた「議會開設百二十年記念式典」に欠席した議員の名前を公表するべきと考へる。我々國民には、そのことを知る権利がある。そこで、木村三浩一水會代表と共に、衆参両院議長に対して、次のやうな「要望書」を提出した。

             ◎

「 衆参両院議長への要望書

謹啓 時下益々ご清祥にて、公務にご精励のことと拝察申し上げます。

小沢一郎議員や中井洽議員の問題に見られるように、最近、衆参両院議員の皇室に対する尊崇の念の希薄化はまことに憂えるべき状況にあると存じます。

衆参両院は、昨年十一月二十九日に、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、参議院本會議場において、「議會開設百二十年記念式典」を執行致しました。ところが、日本國の君主であらせられ、元首であらせられる天皇陛下にわざわざご臨席頂いたにもかかわらず、この式典に半数近くの衆参両院議員が欠席したと傳えられております。これは實に以て遺憾千萬なことであります。

『現行憲法』においても、天皇陛下は「日本國の象徴」「日本國民統合の象徴」と仰がれています。天皇陛下及び皇室への尊崇は、國家存立の基本であります。「國権の最高機関」とされる衆参両院において、天皇陛下及び皇室への尊崇の念が希薄化している状況は即刻是正されるべきであります。

そこで、衆参両院は、欠席した議員の名前を公表するべきと考えます。また、これまで、天皇陛下のご臨席を仰いで行われた「國會開會式」における衆参両院議員の出欠状況も公表すべきであると考えます。我々國民には、そのことを知る権利があります。

貴職におかれましては、可及的速やかに「議會開設百二十年記念式典」及びこれまで行われた「國會開會式」の衆参両院議員の出欠状況を公表されるよう、強く要望致します。

               謹白

平成二十三年一月十一日

   四宮政治文化研究所代表 四宮正貴

   一水會代表       木村三浩」

         

              ◎

この要望書に対して、本日、西岡武夫参院議長ご本人から電話で回答があった。

「国会の開会式などの式典は、参議院の議場で行われる。衆参両院議員全員が参列すると、議席数が足りなくなるので、全員の参加は不可能である。したがって、欠席者の数やその氏名を公表することは不公平になるので行っていない」という趣旨の回答があった。

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