« 千駄木庵日乗十一月二十八日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月二十九日 »

2010年11月29日 (月)

日本の心を学ぶ会の報告

『日本の心を学ぶ会』十一月例会において、瀬戸弘幸氏は次のように語った。

「神道とは、自然の恩恵を神とする独自の宗教。自然とは緑。緑とは植物。植物を育てるのは農業。私は農家に生まれ、農業高校を出て、二年間農業に従事した。今も農業に従事している。人間は、自分で栄養を作れない。栄養を自分で作れるのは唯一植物。太陽と水と二酸化炭素で行う光合成で栄養を作り出している。農家は神を尊ぶ。田んぼの真ん中に松の木を挿して、太陽が出て来る時に拝む。また水を引く場所にも松の木を挿す。太陽と水を大切にしている。水は清めの働きも持つ。我が家の近くの山王神社では『勤労感謝の日』に収穫祭が行われる。農作物を神に捧げて祈る。氏子である我々は直会の時に神にお供えしたものを神と一緒に食べる。収穫を神に感謝するだけでなく、共食することによって、神と接点を作ることを意味する。熱を出さない蛍光灯が開発され、太陽光がなくても植物が育てられるようになっている。太陽信仰という日本神道の一つの条件が欠けてくるのではないか。共同体の中に神社神道がある。人間のつながりから生まれた共同体を取り戻すのが神社。神社神道は食の安全を守り、無縁社会を是正する機能がある。日本の半導体技術が優れているのは、日本人が日本神道の清潔感・塵一つない清潔さを大切にするから。我々が護るべきものは、日本神道と皇室である。」と語った。

小生は、「宗教は、これまで人を救い、世の中を良くする働きをしてきた。しかし反面、宗教が原因となって多くの戦争や対立が起こってきた。宗教には正しい宗教と邪教とがあるのではなく、宗教そのものに、天使的な側面と悪魔的な側面がある。キリスト教・回教はその教義を世界に布教することによって世を救わんとする救済宗教である。日本神道は、天地の神々を祭ることによって高天原を地上の持ちきたす祭祀宗教である。自然を神と崇め、むすびの精神で人々の一体感を深める日本神道が今後の世界平和確立のために大きな役割を果たす。」というようなことを話させていただいた。

詳しい講演内容については、『政治文化情報』に書かせていただくつもりである。

|

« 千駄木庵日乗十一月二十八日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月二十九日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/50159890

この記事へのトラックバック一覧です: 日本の心を学ぶ会の報告:

« 千駄木庵日乗十一月二十八日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月二十九日 »