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2010年11月 2日 (火)

尖閣諸島は明白に我が国領土である。支那が支配したことは一度もない。

 領土は国家を構成する重大なる要素であり、独立国家として自国固有の領土への外国からの侵略支配や外国からの不当な領有権の主張は、断固として排除しなければならない。

しかるに我が国政府は、「柳腰外交」だとか言って、毅然とした対応が出来ないのである。本当に不甲斐ない限り話である。このような政府の弱腰外交は、独立国家日本の尊厳を傷付けるものである。

そもそも、尖閣諸島はこれまで日本以外の何処の国にも帰属していなかったし、何処の国も実効支配したという事実はない。支那の領土であった事実は全くない。

わが国は明治十八年(一八八五)から数回にわたり現地調査を繰り返し、尖閣諸島が支那(当時は「清」)に所属する証跡のない無主島であることを確認の上、何処の国にも属さない主のいない島については先に実効支配した国に領有権があるという国際法上の“無主地先占”の原則に基づいて明治二十八年一月十四日、わが国領土に編入し沖縄県に所轄されることを閣議決定したのである。その上で沖縄県八重山郡登野城村二三九一から二三九四と所在を確定(現在は石垣市)した。この時清国側から反論も抗議も行われなかった。

そして明治三十三年(一九〇〇)列島調査に参加した沖縄師範学校教諭黒岩恒氏が「尖閣列島」と命名した。

そしてわが国政府は、沖縄の実業家・古賀辰四郎氏に尖閣諸島開拓を正式に許可している。古賀氏はすでに明治十七年頃から魚釣島の開拓に着手していた。

その後、古賀氏は魚釣島でアホウドリなどの羽毛をとってイギリスなどに輸出したり、鰹節工場を作ったりして、この島に“古賀村”と呼ばれる集落を作った。

大正八年の冬に、中華民国福建省の支那人三十一人が漂着したので、古賀氏の子息が救助して、彼らを石垣島まで送り、船も修繕し、医療も施した上、中華民国に返した。これに対して、中華民国長崎総領事が大日本帝国沖縄県八重山郡尖閣諸島に感謝状を送って来た。この感謝状は今も残っている。つまり、尖閣諸島が沖縄県八重山郡に属することは、支那の外交文書にも記録されているのである。

このように、有史以来、尖閣諸島は日本国の領土として日本国民によって開発され今日に至っているのである。台湾やその付属島嶼のように、日清戦争の『平和条約』(明治二十八年四月十七日調印の下関条約)によって、日本が清国から割譲させたものではない。

だからこそ、『サンフランシスコ平和条約』で、日本は、台湾及び膨湖諸島など台湾の付属島嶼に対する権利、請求権を放棄させられたのに、尖閣諸島は、台湾及び膨湖諸島とは区別され、沖縄の一部として、米国の施政権の下に置かれたのである。この『サンフランシスコ条約』の領土処理について、「中華民国」も「中華人民共和国」も一切文句を言わなかった。もしも支那が領有権を主張するのなら、この時アメリカに抗議すべきだったのである。それをしなかったということは、支那は、尖閣諸島は本来日本の領土であり支那に領有権は無い事を認めたということである。

また、アメリカは占領中、尖閣諸島を射撃訓練の標的としたが、その使用料を、地主である那覇市の古賀花子さんに支払っていたのである。こうした事実があるにもかかわらず、支那がアメリカに対し、領土侵害であると抗議したことはただの一回も無かった。

そして、昭和四十七年(一九七二)の沖縄県祖国復帰に伴い当然のことながら尖閣諸島も日本国土に復帰した。尖閣諸島は、同年五月十五日に、『沖縄返還協定』により、米国から沖縄と共に日本に施政権が返還されたのである。

このように、尖閣諸島は日本の領土であり、尖閣諸島に「領有権」を主張できる国は日本以外に存在しないのである。尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いがない。

こうした明白なる事実・歴史的経緯を、国民に対しても、また海外に対しても、明確に周知徹底させず、また、支那工作船による海保艦艇襲撃のビデオを全面公開せず、「柳腰外交」などとタワゴトを言っている民主党政権を厳しく糾弾すべきである。

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