青年思想研究会偲ぶ会での小生の挨拶
『青年思想研究会偲ぶ会』の挨拶で、小生は次のような事を話させて頂いた。
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維新とは、復古即革新である。日本建国の理想・日本国の本来の姿に回帰することが、今日の革新になるというのが維新である。明治維新は、「神武創業への回帰」がその基本目的であった。先人先輩を偲び、その遺志を継承することを誓うということは、決して単なる懐古趣味でもノスタルジアでもない。先人の意志を偲びそれを継承することによって今後の運動をより一層活発化するということである。それは復古即革新=維新の理念に合致している。
楠木正成も、吉田松陰も、西郷隆盛も、勝利者ではなかった。負け戦を戦い死地に赴いた。しかし、その遺志は、後に続くものに継承され、指標として仰がれ続けている。『敗者の側に正義がある』というのは真理である。維新の戦いは現象的には負けいくさになることが多い。しかし、我々の理想実現の戦いは永遠に続く。永遠の維新者として道を継承することが大切である。
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