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2010年10月29日 (金)

ゴッホ展を参観して

今日参観した『没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった』展は、「二〇一〇年はフィンセント・ファン・ゴッホ(一八五三-一八九〇)が没して一二〇年目にあたります。今回のゴッホ展では、オランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館という二大コレクションの全面協力のもと、約一二〇点の作品によってファン・ゴッホ芸術の誕生の謎に迫ります。」(案内書)との趣旨で開催された。

「曇り空の下の積み藁」「掘る人」「白い帽子を被った女の頭部」「灰色のフェルト帽の自画像」「カフェにて」「アルルの寝室」「アイリス」などの諸作品を見る。

初期の作品は、暗い作品が多かった。こんなに暗い絵を描いていたとは思わなかった。しかし、次第に色彩豊かな作品が多くなったようである。ゴッホの絵には迫力がある。絵全体が輝いているように見える。構図などで日本の浮世絵の影響を強く受けた。私は、西洋の画家の中では、ゴッホが一番好きである。

三十七歳で猟銃自殺したのだが、短い生涯の間に画風がものすごく変化したように思われる。他殺説もある。死の前々年には、一緒に生活していた画家のゴーギャンと論争した揚句、自分の耳を切り落とした。そして精神病院に入院した。しかし、入院中に描いた作品も実に美しい作品が多い。

「天才と何やらは紙一重」という言葉があるが、ゴッホのその典型であろう。偉大な芸術家は、普通一般の人とは違ったところがある。天才と言われる人は特にそうである。山下清氏を「日本のゴッホ」と評価する人もいる。日本の画家の事は良く知らないが、作家・詩人・歌人・俳人には、いわゆる奇人・変人と言われる人が多い。

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