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2010年8月17日 (火)

お寿司屋さんで感じたこと

私はお寿司が好物である。今夕も、地元の知人と一緒に寿司屋で一杯やった。その寿司屋に老夫婦とその娘さんとその娘さんの男の子供が、カウンターに座っていた。その男の子はまだ小学生であった。母親は、その小学生にこまごまと寿司の食べ方・注文の仕方を教えていた。子供の方も慣れたもので、「中トロ」だの「アナゴ」などと注文をしていた。

私は、小中学生の頃は、お弁当屋のお寿司即ち海苔巻とお稲荷さんは食べたが、寿司屋の寿司などを食べたるのはごく稀のことであった。わが家にお客さんが来てお寿司を注文した時に、ご相伴にあずかる程度であった。寿司屋に行きカウンターに座って『お好み』を注文するなどということはあり得ないことであった。寿司屋のカウンターに座って食べるようになったのは、三十歳を過ぎてから、あるいはもっと遅くだと思う。

今は日本が豊かになったせいか、時々お寿司屋のカウンター席に、小学生が坐るのを見かける。「今日は、白身は何ですか」などと聞く子供もいる。今日もそうだが、そういう家族連れを見ると、あまり良い感じはしない。というよりも腹立たしい気持ちになる。子供の頃からそんな贅沢をさせていいのか、という思いがする。子供には子供らしい食事をさせるべきあろう。これから日本はどうなるは分からない。食糧危機が来る可能性も皆無ではない。子供の頃は、栄養価のあるものを与えるのは当然としても、高級食材や高級料理を食べさせるのは慎むべきと考える。戦時中の標語をもじって『贅沢は子供の敵だ』と叫びたくなった。

その家族連れが帰った後、私が以上のようなことを話したら、一緒に飲んでいた友人ばかりでなく、その寿司屋さんのご夫婦も同意見であった。

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