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2010年8月 3日 (火)

最近贈っていただいた書籍・資料について

最近つぎのような書籍・資料を贈っていただいた。

『一つの戦史』 影山正治著 大東塾出版部発行・展転社発売 不二歌道会中央連合会より

この本は、影山正治先生の若き日の自伝的日記小説である。昭和維新運動とりわけ青年学徒の維新運動について影山先生の志・行動・苦悩・恋愛を中心に書かれている。小生が謦咳に接し色々ご指導をいただいた諸先生方も数多く登場する。

影山正治先生と初めてお会いしたのは、先生の還暦記念歌会であった。昭和四十五年の梅雨時、明治神宮であった。先生が颯爽と会場においでになった姿を今でも鮮明に覚えている。杉田幸三先生に紹介していただいた。以来、お亡くなりになるまで色々ご指導をいただいた。小生の結婚のことまで心配していただいた。

影山先生の『維新者の信條』と歌集『みたみわれ』は多くのことを学ばせていただいた。

ただ、影山先生は小生の文藝上の師であった中河与一先生と戦時中対立関係にあった。しかし、小生が中河先生のことを色々お話しても、嫌な顔を決してされなかった。

「靖国神社第六代宮司松平永芳大人に対する誹謗中傷の『富田メモ』を論駁する」 湯澤貞著 「神社と実務」第八号・第九号抜き刷り 著者より

「富田メモ」問題はいつの間にか話題にならなくなったが、極めて重要である。松平永芳先生が、先帝昭和天皇の御意志に反して、いわゆる『A級戦犯』正しくは昭和殉難者を合祀したということが、このまま「定説」として流布され続けることは、歴史の真実を歪めることとなるばかりでなく、畏れながら、昭和天皇のご聖徳をも傷つき奉ることとなる可能性がある。また、松平永芳先生は、すでに他界されておられ、反論できないのである。まことにお気の毒である。湯澤貞先生は、松平先生の名誉を回復し、歴史の真実を語り伝えるために、この文章を執筆されたと拝する。湯澤先生のこの論文を読んで、ますます「富田メモ」は信用できないし、何か意図があって公表されたと確信した。『君側の奸』という言葉があるが、冨田朝彦という人物は、まさにそういう人であったのではなかろうか。富田氏の上司であり、宮内庁長官人事にも大きな影響力があった後藤田正晴もまた皇室政治利用の張本人であったと思われる。ともかく、保守と言われる人々に、國體・歴史の根幹にかかわることで、皇室と祖国を貶める人物が存在したし、今日も存在するということが大問題なのである。

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