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2010年8月 8日 (日)

小沢一郎を政界から追放することが政治改革である

『アジア問題懇話会』において、花岡信昭氏は次のように語った。「参院選の民主党の大敗で菅さんは辞めて良い筈。これまでの自民党的・永田町的感覚なら辞めている。ところが枝野幹事長すら辞めなかった。菅支持勢力と反菅勢力が生まれた。民主党はもともとバラバラ。この國の形をどうするかという『綱領』の無い政党が民主党。保守合同・自民党結成の接着剤は『自主憲法制定』だった。民主党は『綱領』を作ろうとしてもまとまらない。無理に作れば党が割れるというのが幹部の本音。民由合併で小沢は廂を借りて母屋を取った。

今日の政局は完全に小沢政局。自民党は一人区で二十一勝八敗。議席数では勝った。しかし、得票数は小選挙区も比例区も民主党が自民党を圧倒。自民党が復調したことにはならない。みんなの党も『綱領』が無い。『綱領』が無ければ政党とは言えない。自民党の動きは鈍い。

小沢は自分が政局を作らないと納得しない。『産経』政治部の時に私は小沢に意識的に使われた。記者会見やテレビ出演の時の小沢のしゃべり方は面白くない。宴席などでは座談の名手。腰も低い。小沢に冷たくされた、嫌われたという人がいる。側近が去ると言われる。これは小沢の合理主義的なところ。必要な時に必要な人材を使う。ベタベタした人間関係を嫌う。

小沢は政局至上主義。政治の転換のためには理念・基本政策をふっ飛ばす。海部を立てた時、『神輿は軽くてパーが良い』と言った。小沢は民主党幹部を全く信用していない。鳩山・菅に対しても然り。

小沢は百五十人いる。鳩山は五十人いる。輿石は参院を抑えている。小沢・鳩山・輿石が一本化して誰かを出すと、菅より有利になる。小沢は六十八歳。政治人生の最終戦争。検察審査会の結果が重視されているが、刑が確定しなければ政治行動はできる。強制捜査・公判になっても、小沢にはそれを跳ね返す力がある。その時、メディアと世論がどう反応するか。これからあるとすれば国税の捜査。

やはり大連立以外にないだろう。普天間問題・自衛隊海外派遣・集団的自衛権は、今のままの与野党対決では解決しない。小沢が権力を握り大連立の時代が来るのを私はひそかに願っている。大連立には社民・共産は除外。そして選挙でガラガラポン。

菅内閣は統治能力がほとんどない。総理周辺で普天間問題・消費税問題で徹底的に詰めているという形跡は全くない。首相官邸にその能力はない。菅さんと私は同い年。佐々淳行氏は、菅さんを『第四列の男』と言っていた。学生運動のデモで第一列から第三列は機動隊に逮捕される危険がある。菅さんは常に第四列にいたという。アジ演説はうまかったがうまく逃げるタイプ。今も同じ。厚生大臣の時。部下の官僚に灰皿を投げ付けた。四国にお遍路に行ったが、八十八か所を回らなかった。五十何ヶ所しか行っていない。残りも行かなきゃ駄目。

『日韓併合百年談話』を警戒すべし。仙谷由人の思想が根っこにある。『日韓基本条約』で全て解決済み。日本から八億ドルの資金で漢江の奇跡が出来た。下手な『談話』を出すと、賠償・補償ということになる。

日米中三角形・トライアングルはあり得ない。日米で中国に対抗することを東アジアは望んでいる。天皇陛下の習近平引見、大勢の議員を引き連れての訪中と胡錦濤会見は、小沢が『日本のドンは俺だ』ということを中国に知らしめるために行った。政局至上主義に天皇陛下と外交を利用。

大連立で小沢を爆発させないと、この爆弾は何時までも残ってしまう。小沢に対抗できる政治家がいない。自民党は保守合同の原点に戻るべし。安倍晋三は党内で浮いている。平沼氏のような真正保守の人が党内にいないのがマイナス。日本は保守が圧倒的に強いと思う。傳統文化を踏まえて日本人のアイデンティティを確立してゆくというのが自民党だったはず。これから先を考えると暗澹たるものがある。辛うじて石破茂・石原伸晃・菅義偉に期待できる。」

            ○

千駄木庵主人曰く。「自民党は保守合同の原点に帰れ」という意見や、菅直人批判は同感できる。しかし、小沢に対する評価はいただけない。とくに、小沢一郎に権力を握らせて大連立を行うというのは、まことに危険である。小沢は、ソウルの国民大学で、「日本は騎馬民族に征服された」「天皇・皇室は騎馬民族の子孫だ」「日本人の若者は漠然と他人に寄生し寄生虫として生きているとんでもない害虫だ」「もともと日本人の親達もどうかしている。日本人は動物にも劣る民族といっても過言ではない」「日本人はもともと民度が劣るから、君達韓国人のような優秀な民族の血を日本人に入れない限り、他人やアジアに寄生して生きる害虫日本人が増えるだけだ」「(日本の古代歴史についても) 韓半島南部の権力者が日本の国家を樹立したもの」「天皇は政府の言いなりになれ」「天皇御陵を暴け」などと言った男である。絶対に許し難い国賊であることは間違いないのである。こんな男に権力を握らせて大連立を実現するなどということは亡国への道であり絶対にあってはならない。小沢一郎を政界から追放することが、政治改革である。

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