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2010年7月 5日 (月)

菅直人君は『国民主権論』を捨てよ

菅直人君(同年代なのであえてこう書きます)がしきりに「国民主権」を強調するので、国民主権について勉強している。長谷川三千子先生の『民主主義とは何なのか』(文春新書)に非常に教えられることが書かれている。

長谷川先生は「近代民主主義においては、『デモクラティア』から引き継がれた『不和と敵対のイデオロギー』は、あらためて一つの原理、基本概念として表明される必要があった。『国民主権』という原理がそれである。」「『国民主権』の概念が『革命』というものと切り離しがたく結びついているものである」「ある一国の歴史を他国に『移植』出来ないのと同様にして、或る国の『古来の憲法』を他国に移植することは不可能である。」「『国民主権』の概念は、英国の国政が例外的にコントロールを失い、国王対国民の対立がむき出しの『闘争』となったことに刺激され『君主主権』を逆転して、『国民の力』を国政の支配者に立てる、というかたちででき上がったのである。」と論じている。

「国民主権」という考え方は、イギリスなどの西洋における国王と人民の対立闘争の歴史から生まれてきた思想である。したがって君民一体の日本の國體とは絶対相容れない思想である。菅直人君は、こういう思想を持っているから、「君が代」は歌わないし「聖寿萬歳」も三唱しないのである。そして内閣総理大臣の任命式を「皇居における手続」などと不敬なことを言うのである。菅直人君は一日も早く「国民主権」思想を捨て去り、日本の國體精神に回帰すべきである。こんなことを言っても無理だろうか。

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