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2010年7月24日 (土)

千駄木庵日乗七月二十三日

午前は、母のお世話。母も今年九十歳になる。幸い元気であるが、この暑さで体調を崩さないようにと願っている。

午後は、乃木坂の国立新美術館にて開催中の『オルセー美術館展2010「ポスト印象派」』展参観。この展覧会は「オルセー美術館の珠玉のコレクションの中から、絵画の傑作一一五点を一堂に展覧する…一九世紀末のフランス。印象派がもたらした絵画の刷新を受け、その豊かな才能を開花させた一連の画家たちがいました。セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラは、一八八〇年代後半から九〇年代にかけて、それぞれの表現を追及し独創的な成果を上げました。いわゆる『ポスト印象派』の登場です。本展覧会は、このポスト印象派の時代に着目した展覧会です。…本展は印象派を起点にして、19世紀終わりから二〇世紀初めにかけての絵画の諸相を一堂にご紹介するものです。時代の精華ともいうべき名作の数々を通じて、ポスト印象派世代の果敢な挑戦と、彼らが残した豊穣な遺産に、新たな眼差しを注いでいただけましたら幸いです。」(案内書)との趣旨で開かれた。

フィンセント・ファン・ゴッホの「自画像」「星降る夜」、クロード・モネの「日傘の女性」、ラ・シンガー・サージェントの「ラ・カルメンシータ」、アンリ・ルソーの「戦争」、ヴィルヘルム・ハンマースホイの「休息」などが印象に残った。

ゴッホの作品がやはり群を抜いていた。他を圧している。命の躍動があるし、迫力があるし、色彩が美しい。セザンヌの作品も多数展示されていたが、あまり見事とは思わなかった。高校時代にわが家の掛かっていたカレンダーのセザンヌの風景画がとても美しかったという印象があったのだが、この展覧会では風景画は無かった。

生首が描かれた絵(ギュスターヴ・モローの「オルフェウス」)や、蛇使いに大蛇が巻きついている繪(アンリ・ルソーの「蛇使いの女」)という気味の悪い絵もあった。家に飾って鑑賞するような絵ではないと思った。女性の後ろ姿が描かれた絵(ハンマースホイの「休息」)もあった。私はやはり洋画より日本画の方が好きである。

この展覧会は何と言っても、ゴッホの作品が目玉である。毎日たくさんの参観者が来ているが、今日は、ややすいているとのことだった。この前開かれた「横山大観展」は大変な行列で入るのをあきらめた。国立新美術館は、旧防衛庁跡地に建てられた。このあたりは、昔は赤坂檜町といった。私の父は、ここにあった防衛庁の陸幕に長く勤めていた。

千駄木に帰って、地元の先輩と懇談。

帰宅後は、資料の整理など。

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