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2010年6月11日 (金)

いま、日本國體と部落差別問題について書いています

いま、「日本國體と部落差別」というテーマで原稿を書いている。前々から書きたいと思っていた。最近、ある方から色々貴重な書籍や資料を贈っていただいたので、書く決心をした。『政治文化情報』次号に掲載する予定である。一君万民の日本國體と部落差別は相容れない、「部落差別の原因は天皇制にある」などという議論は全く誤りである、ということ論じたい。

松本治一郎氏が部落解放運動の戦前戦後にかけての指導者である。松本氏は、「貴族あれば賤民あり」というスローガンを唱え、戦前は、華族制度の廃止を唱えたり、徳川家に対する攻撃を行った。戦後になると、参議院議員として、国会で執拗な皇室に対する批判・攻撃を行った。戦前はともかく、戦後は明らかに反皇室の姿勢を示していた。

しかし、戦後愛国運動の指導者のお一人は、松本治一郎氏を師と仰いでおられた。事務所には肖像写真を掲げておられた。また、私がとてもお世話になった九州出身の愛国運動の先輩は、涙を流しながら、松本治一郎氏を慕う言葉を述べておられた。

松本治一郎という人物にはそれだけ魅力があったのであろう。また、部落解放運動に大きな貢献をしたのであろう。松本氏が本当に「天皇制打倒」を目指していたのかどうか、これれからよくよく勉強したいと思う。

菅直人総理は、自分の内閣を奇兵隊内閣だと言った。長州の奇兵隊には、差別されていた人々も参加した。明治維新の戦いは、まさに一君万民の國體を明徴化する戦いだったのである。菅直人氏は、そういうことを分かっていて、奇兵隊内閣だなどと言ったのであろうか。

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