« 千駄木庵日乗六月六日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月五日 »

2010年6月 5日 (土)

天皇陛下を軽視し奉る菅直人氏及びメディア

菅直人氏が衆参両院で次期総理に指名された。新鮮さというか、期待感は何時までもつか。ほんの数週間で馬脚を現し、色褪せるであろう。参院選で勝利するかどうか。小沢一郎排除を貫くことができるかどうか。それより何より、反小沢という人たちに、サヨクが多いのも困ったことである。もっとも輿石氏など参院の旧社会党系は小沢支持だ。何ともややこしい。いずれにしても、民主党政権は一日も早く打倒しなければならない。

NHKやテレ朝などは、菅氏のことを「菅新総理」と呼んでいた。字幕まで「新総理」と書いていた。これは全く間違っている。天皇陛下から任命されていないのだから、菅直人氏はまだ総理大臣になっていないのだ。フジテレビは、「菅次期総理」と呼んでいた。これが正しい。

菅直人氏は記者に答えて、「火曜日中に皇居の手続きを終える」などと言っていた。何たる言い草か。天皇陛下から総理大臣に任命されることを「手続」とは何事であるか。菅直人氏は天皇陛下及び皇室を尊重する心が希薄であることがはしなくも露呈された。

池田内閣と佐藤内閣で、内閣官房副長官(事務担当)を務めた石岡実氏は、終戦時、警視庁特高第二課長として愛国団体の終戦阻止行動などに対処し、戦後は、警視庁公安部長・内閣調査室長などを経て、内閣官房副長官に就任した。石岡氏は愛宕山の「尊攘義軍」(終戦直後、終戦に反対し愛宕山にて集団自決した人々)の慰霊祭には必ず参列されていた。古武士のような風格の方であった。

その石岡氏は、佐藤栄作氏が國会で総理に指名されただけで、任命式が終わっていないのに、意気揚々と総理官邸に来て執務を開始しようとした時、官房副長官として「皇居における任命式が済んでいないのですから、官邸を使うことはできません」と佐藤氏に諫言したという。佐藤栄作氏は、そのことでかえって石岡實氏を大変信頼したという。佐藤栄作氏は総理退任後、侍従長になることを切望したと伝えられる。今は、佐藤・石岡両氏のような尊皇愛国の士が本当に少なくなった。

|

« 千駄木庵日乗六月六日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月五日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/48544890

この記事へのトラックバック一覧です: 天皇陛下を軽視し奉る菅直人氏及びメディア:

« 千駄木庵日乗六月六日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月五日 »