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2010年5月12日 (水)

今こそ『尊皇攘夷の精神』を興起すべし

吉田松陰門下の髙杉東行(晋作)は「攘夷の第一策は則ち天下の人心を一にするに在り、天下の人心一なれば、則ち百万の醜虜も懼るるに足らず」(『送田中子復序』)と論じ、平野國臣は「天下を一にするは、王室を尊ぶより善きはなし」(『尊攘英断録』)と論じ、真木和泉守は「我をして夷を攘はんとせば則ち宜しく尊王より始むべし」(『道弁』)と述べた。

天皇中心の國體を正しく開顕し、天皇を國家の中心に仰いでこそ、日本國の主體性は確立され、外國の侵略を撃退し祖國の独立を維持することができる。事実、明治維新断行後、天皇を統治者として仰ぎつつ、封建的身分制度は廃止され、廃藩置県によって統一國家が建設され、帝國憲法の発布・議会政治が開始された。そしてわが国は、欧米列強の支配下に置かれるといふ事態を回避し、独立を維持した。

今日の日本も幕末当時と同じやうに、内憂外患交々来るといった状況になってゐる。対外的には、教科書問題・靖國問題・領土領海問題・歴史問題など、支那や北朝鮮から内政干渉と軍事的恫喝と侮りを受け、領土領海は侵され、國家としての自主独立性は失はれてゐる。対内的には、「外国人への地方参政権付与」「夫婦別姓」などの亡国的政策、売國政治家の跳梁跋扈、教育荒廃、経済の停滞等々、文字通り内憂外患交々来たるといった状況である。政治家は与野党を問はず正しき國家の進路を指し示す事ができない。特に許し難いのは、國家基本問題・歴史問題で外國からの内政干渉と追随し結託して祖國を内部から脅かす売國政治家・偏向マスコミの存在である。

内憂外患を除去するために、明治維新の精神に回帰し、明治維新と同じやうに、日本的変革の原理たる「天皇中心の國體の明徴化」の理念を基本とした大変革即ち平成維新を断行しなければならない。

民主党政権は、明治維新以来の大変革を行ふと言ってゐたが、「尊皇攘夷」の精神が確立せずして、真の維新が出来るはずがない。むしろ、日本國體を破壊せんとし、祖国日本の独立を危うくしてゐるのが、民主党政権である。

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