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2010年4月14日 (水)

下地幹郎氏の講演を聞いて思う

下地幹郎氏の講演で印象に残った話を記す。

「私の出身地宮古島は沖縄の中でも荒っぽい。ヤクザ・警察官・弁護士になる人が多い。民主党からも誘いがあったが、国民新党に行った。民主党とはそりが合わない。島育ちだから郵便局が大好き。北海道から沖縄まで、そして海岸から山奥まで、郵便局と交番は何処にでもなければならない。銀行は儲かるところにしか支店を出さない。

以前の沖縄は、男女とも長寿日本一だった。今は、男性は二五位。食生活がアメリカナイズされたからである。マクドナルドとステーキハウスがたくさんできている。県民の体質と心の姿が変化した。

国民新党は、この国の良さを伸ばすためにやっていく。地域の良さを伸ばせば國は良くなる。小泉改革によって、強い者はより強く、弱い者はより弱くなっている。会社は人を育てながら利益を上げるのが本筋。派遣社員が多くなるとそうはいかない。壊れた社会を直す。

貧困率が高くなっている。殺人事件の五割は家族同士。年間三万人の自殺者がある。異常な状況。大学生の五割が奨学金に頼っている。この七、八年はアメリカを追いかけるような国家像を作ろうとしている。

一院制にして国会議員を減らす。国家公務員も減らす。地方公務員は自治体の合併によって減っている。民主党単独政権は良くない。夫婦別姓・外国人参政権は、亀井さんが閣内にいなかったら、実現している。亀井さんは民主党の山岡国会対策委員長に、『郵政を後回しにしても、外国人参政権と夫婦別姓を阻止する』と言った。

亀井さんは変わった人。あれだけ寝癖があっても平気で道を歩ける。国のためになることでは一歩も引かない。亀井さんのような野武士的政治家は日本にはいない。ナヨナヨしないと受けないような日本を変える時代が来た。

この国の安全を自衛隊が担うのが自然。竹島問題があり、中国の軍事力拡大があるのに、自衛隊の予算と定員を減らしている。対等な日米関係にして、駐留なき安保をやってみたらどうか。二代目・三代目でない人が総理になれば、この國は自主独立の国になる。

アメリカが普天間に関する協議を拒否して、沿岸部でなければ駄目と言って交渉が決裂したら、日米同盟に大変なひずみが出来る。鳩山総理は絶対に負けては駄目。アメリカとは異なる決断をして、日本の考え方が通るような外交をせねばならない。

北海道や東京の人は沖縄に感謝しなければならない。国家は、全国民で守るべきもの。沖縄は本土からお金をもらっていない。沖縄は、貧困率日本一。学力も最低。沖縄にそういう負担をさせている。『とんかつは大きいのが良いが、豚小屋は来るな』というのが日本人の考え方。普天間問題は、日本が自立国家としてやっていけるかどうかの戦い。

小沢は自民党を倒すのが最大の目的。外国人参政権を議員立法で出すと、民主党が割れるので、内閣法で出そうとした。沖縄の観光が伸びれば、農業も製造業も伸びる。沖縄は、米軍基地が無くても、自立できる。自立出来ないというのは嘘。外交を官僚がやっているから弱腰になる。総理と一緒に責任をとる人が外交をやるべし。」

            ○

千駄木庵主人いわく。沖縄の基地問題は実に難しい。潜水艦二隻を含む計十隻の共産支那の艦隊が今月十日、沖縄本島と宮古島の間の公海を南下した。共産支那側は人民解放軍機関紙「解放軍報」で、今回の動きを艦隊による実戦訓練や遠洋展開訓練と位置づけている。東アジアそして遠洋での軍事的覇権確立を目指す行動であり、わが国の独立と安全を脅かす行為であり、断じて許せない。る。しかも、日米関係が普天間問題でギクシャクしている時期にわが國に対して軍事的挑発を行ったのだ。重大な事態である。沖縄がいかに軍事的に重要な位置にあるかを証明している。

下地氏の主張は、痛いほど分かる。しかし、日本が自主防衛体制を確立する日まで、米軍基地が沖縄に存在するのはやむを得ない。今すぐ県外移転というのは、不可能のである。これは沖縄を犠牲にするということではない。沖縄を含めて日本の安全と独立を守るための選択である。

 

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