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2010年4月 6日 (火)

山本七平氏の天皇論と小沢一郎の悪逆発言

今日、読書カードを整理検索していたら、山本七平氏の次のような主張を見つけた。山元氏は、「ファシズムは、議会制民主主義と裏腹の関係にある。いわば国権の最高機関である国会が、その議決によってある人間に全権を付与したのだから、その人間は合法的に独裁権を持つという論理である。この論理は必ずしも日本では通用しなかった。というのは総理の任命権は天皇にあったからであり、ここで当然に出てくるのは、天皇を動かせばファシスト政権ができるという発想である。」(『昭和天皇の研究』)と論じている。

今日、皇室を冒瀆し、天皇陛下を蔑ろにする発言を行った小沢一郎の独裁体質が批判の的となっている。小沢は「天皇には自由は無い。政府の言ひなりになれ」と言った。これ程の不敬発言はない。しかも、実際に今日唯今の日本政府与党の最高実力者たる人間の発言である。日本天皇の神聖性が、政府中枢に巣食う国賊によって、侵害されているのだ。これ程の事態は明治以来いまだかつてなかったと言って良い。

オバマ米大統領が、天皇陛下に深々と頭を垂れ、共産支那の習近平も天皇陛下に対し奉り一応謹んだ態度をとったのは、日本天皇の神聖なる権威と御稜威をかしこんだからである。日本天皇の「権力・武力」を恐れたからではない。日本國體の素晴らしさは、実にここにある。

しかるに、日本政府と政権与党が、天皇陛下を政治利用して、天皇の神聖性を冒瀆する暴挙を行ったのである。内側から日本國體を破壊せんとする行為であり、何とも許し難い。

天皇を自己の意志のままに動かし奉ろうとし、皇室を冒瀆する政治権力者・小沢一郎が、まさに独裁権力をほしいままにして、日本をおかしな方向に持っていこうとしているのである。小沢一郎を厳しく糾弾しなければならない。

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