« 千駄木庵日乗四月二十九日 | トップページ | 千駄木庵日乗四月三十日 »

2010年4月30日 (金)

津川雅彦氏の講演を聞いて

「昭和の日」の集いにおける津川雅彦氏の講演で印象に残ったことを記す。

「昭和五年生まれなので、物心ついた時が終戦だった。正座をして『玉音放送』を聞いた。父は悔しがり陶器の火鉢を庭に投げつけた。日本人は戦後アメリカ文化に侵され、謙譲の美徳を失った人が多くなった。家族を大事にしなくなった。『夫婦別姓』は世も末の法案。

昭和天皇がご行動を以て示された『徳の文化』を日本人は誇りに思うべきだ。戦後教育は、愛国心とか、天皇陛下のことを教えなくなった。天皇陛下はかけがえのない御存在。天皇は国を愛する心を人格化している。

平和とか反戦とか言っている連中はインチキ。テレビが日本の文化を崩した。フランスでは子供がテレビを見ていると親が『アメリカ人や日本人みたいに馬鹿になるよ』注意するという。NHKは左翼が牛耳っている。ギャラは民放の三分の一。七〇パーセント引きの役者で大河ドラマをつくっている。安売り。民放のドラマで酒に酔っ払って悪さをする演技をしたら、助監督が『それはしないでください。白鶴がスポンサーですから』と言われた。

団塊の世代が一番悪い。一五世代からしっかりして来ている。日本には色々な意味で言論の自由は無い。

阿南陸軍大臣は軍のクーデターを抑えるために終戦に反対した。しかし、御聖断が下ったら、『終戦の詔書』に副書した。そして『大君の深き惠に浴みし身は言ひ遺すべき片言もなし』という歌を遺し自決した。忠臣であった。

首都の中心に四キロメートル四方の森がある國は日本のみ。馬鹿な国民は民主党に三分の二の議席を与えた。ある時、天皇陛下をお護りしようとされた皇后陛下のご所作に感激した。

少子化の原因は左翼テレビに乗せられた女性が増えたことにある。テレビはコマーシャルを押し付けられ、洗脳されるだけ。今の平和と豊かさは、戦争を戦って斃れた人のお陰。戦没者に感謝しよう」と語った。

            ○

私は典型的な団塊の世代なので耳が痛かった。

東條英機元総理を描いた映画を見るまでは、津川氏がこのような愛国者であるとは思っていなかった。私の若い頃は、津川氏と宝田明氏は、何となくにやけた感じのやさ男というイメージがあり、あまり好きな俳優ではなかった。しかし、両氏とも年齢を重ねられ、最近はとても風格のある俳優になられた。大河ドラマの津川氏の徳川家康は名演技だったと思う。

たしかにNHKは相当偏向している。特に教育テレビがひどい。また、事実上の国営放送局なのに、『天皇誕生日』『建国記念の日』『昭和の日』の意義について正しく伝える番組を放送したことはない。むしろ『昭和の日』や台湾及び朝鮮統治を扱った番組は祖国を貶め歴史を歪曲したものであった。

|

« 千駄木庵日乗四月二十九日 | トップページ | 千駄木庵日乗四月三十日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/48220807

この記事へのトラックバック一覧です: 津川雅彦氏の講演を聞いて:

« 千駄木庵日乗四月二十九日 | トップページ | 千駄木庵日乗四月三十日 »