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2010年4月30日 (金)

津川雅彦氏の講演を聞いて

「昭和の日」の集いにおける津川雅彦氏の講演で印象に残ったことを記す。

「昭和五年生まれなので、物心ついた時が終戦だった。正座をして『玉音放送』を聞いた。父は悔しがり陶器の火鉢を庭に投げつけた。日本人は戦後アメリカ文化に侵され、謙譲の美徳を失った人が多くなった。家族を大事にしなくなった。『夫婦別姓』は世も末の法案。

昭和天皇がご行動を以て示された『徳の文化』を日本人は誇りに思うべきだ。戦後教育は、愛国心とか、天皇陛下のことを教えなくなった。天皇陛下はかけがえのない御存在。天皇は国を愛する心を人格化している。

平和とか反戦とか言っている連中はインチキ。テレビが日本の文化を崩した。フランスでは子供がテレビを見ていると親が『アメリカ人や日本人みたいに馬鹿になるよ』注意するという。NHKは左翼が牛耳っている。ギャラは民放の三分の一。七〇パーセント引きの役者で大河ドラマをつくっている。安売り。民放のドラマで酒に酔っ払って悪さをする演技をしたら、助監督が『それはしないでください。白鶴がスポンサーですから』と言われた。

団塊の世代が一番悪い。一五世代からしっかりして来ている。日本には色々な意味で言論の自由は無い。

阿南陸軍大臣は軍のクーデターを抑えるために終戦に反対した。しかし、御聖断が下ったら、『終戦の詔書』に副書した。そして『大君の深き惠に浴みし身は言ひ遺すべき片言もなし』という歌を遺し自決した。忠臣であった。

首都の中心に四キロメートル四方の森がある國は日本のみ。馬鹿な国民は民主党に三分の二の議席を与えた。ある時、天皇陛下をお護りしようとされた皇后陛下のご所作に感激した。

少子化の原因は左翼テレビに乗せられた女性が増えたことにある。テレビはコマーシャルを押し付けられ、洗脳されるだけ。今の平和と豊かさは、戦争を戦って斃れた人のお陰。戦没者に感謝しよう」と語った。

            ○

私は典型的な団塊の世代なので耳が痛かった。

東條英機元総理を描いた映画を見るまでは、津川氏がこのような愛国者であるとは思っていなかった。私の若い頃は、津川氏と宝田明氏は、何となくにやけた感じのやさ男というイメージがあり、あまり好きな俳優ではなかった。しかし、両氏とも年齢を重ねられ、最近はとても風格のある俳優になられた。大河ドラマの津川氏の徳川家康は名演技だったと思う。

たしかにNHKは相当偏向している。特に教育テレビがひどい。また、事実上の国営放送局なのに、『天皇誕生日』『建国記念の日』『昭和の日』の意義について正しく伝える番組を放送したことはない。むしろ『昭和の日』や台湾及び朝鮮統治を扱った番組は祖国を貶め歴史を歪曲したものであった。

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千駄木庵日乗四月二十九日

午前は、母のお世話。

午後一時より、九段会館にて、「昭和の日をお祝いする集い」開催。高池勝彦氏が主催者挨拶、小田村四郎・平沼赳夫両氏らが来賓挨拶。続いて、津川雅彦氏が記念講演。そして、拓殖大学吹奏楽部による記念演奏が行われた。「東京ラプソディ」の演奏がなかなか良かった。

この後、病院に赴き、父に付き添う。看護師さんより病状についての話があった。

帰途、谷中にて地元の知人と懇談。

帰宅後は、『大吼』連載の「萬葉集」講義原稿執筆。小生の講義のテープ起こし。

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2010年4月29日 (木)

人権・差別などについて思う

日本人のくせに祖國の歴史を悪し様に罵る日本人が多くなっている。中國・韓國・フィリッピンなどにわざわざ出かけて行って根掘り葉掘り戦争中の日本軍の「悪行」とやらを野良犬の如く嗅ぎ回る「學者文化人」「マスコミ人」がいる。自分の生まれ育った國を悪く言うことに快感を覚える人間は、血は日本人の血が流れ肉体も日本人なのであろうが、その魂は反日國家に売り渡していると言っても過言ではない。

「人権」「差別」という言葉も多く使われている。「人権侵害だ。差別だ」と言われると、もう返す言葉がなくなってしまうのが今の風潮である。「差別」を辞書で引くと、「①差をつけて扱うこと。わけへだて。「~待遇」②区別すること。けじめ。」とある。たしかに、不当な人種差別・身分差別はあってはならないし解消されなければならない。「一君万民」が日本國體の真姿である。しかし、公平な世の中というのはあり得ても、全く平等な世の中というのはあり得ない。

それどころか、「区別すること。けじめ」という意味の「差別」や、男女・國家民族・地域の「境界線」があってこそ、文化が生まれ、平和が維持され、道義が守られるのだ。みんなが平等であるべきだということになると、天才も秀才も否定され文化・文明は生まれないし発達もしなくなる。芸術の創造と継承そして伝統護持もできなくなる。「あの人の作品はこの人の作品よりも良い」という「差別」があってこそ文芸・美術・音楽などの芸術や文化が存在するのである。そういう意味の「差別」から文化が生まれるのである。また、國家・民族の境界があるから各國家・民族の伝統文化が守られ継承されるのである。

親と子のけじめ・差別がなくなりつつあるから家庭崩壊が起こり、教師と生徒のけじめ・差別がなくなりつつあるから學級崩壊・教育荒廃が起こっているのである。

さらに言えば、「人間は全て平等だ」とか言って、皇室の御存在を否定する輩が増えているが、皇室への國民の尊崇心の希薄化は國家崩壊の予兆である。天皇及び皇室という高貴なる御存在こそ、わが國の存立の基礎であるし、真の意味の公平な社会確立の原基である。

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千駄木庵日乗四月二十八日

午前は、母のお世話。

午後は、『大吼』連載の『萬葉集』講義原稿執筆。

午後六時より、新宿にて、同志と懇談・討議。

帰宅後も、原稿執筆。

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2010年4月28日 (水)

外国人参政権付与の危険性

「在日宇宙人」=鳩山由紀夫総理は、「日本列島は日本人だけの所有物ではない」などと血迷った事を言った。小沢一郎民主党幹事長は韓國に行って、ソウルの國民大学で、「日本は騎馬民族に征服された」「天皇・皇室は騎馬民族の子孫だ」「日本人の若者は漠然と他人に寄生し寄生虫として生きているとんでもない害虫だ」「もともと日本人の親達もどうかしている。日本人は動物にも劣る民族といっても過言ではない」「日本人はもともと民度が劣るから、君達人のような優秀な民族の血を日本人に入れない限り、他人やアジアに寄生して生きる害虫日本人が増えるだけだ」「(日本の古代歴史についても) 韓半島南部の権力者が日本の國家を樹立したもの」「天皇は政府の言いなりになれ」「天皇御陵を暴け」などという小沢の國籍を疑いたくなるような暴言を吐き、不敬発言を行った。

民族の正氣・日本の心・國家意識を喪失している小鳩民主党政権は、いわゆる「永住外國人」に「地方参政権」を付与しようとしている。これが実現したら、日本國の國家主権と安全保障の確保は実に危険な状況になる。

韓國は確かに隣國であり長い歴史的関係がある。であればなおさら國益が対立する場合が多い。ある事をきっかけとして何時でも敵意をむき出しにしてしまう関係にある。早い話が竹島問題である。竹島でわが國と韓國との間で軍事紛争が起こったら、在日韓國人は母國韓國に対して忠誠心を発揮するであろう。國家の独立と主権の根本問題で決定的に対立する可能性のある定住外國人を日本の國政に参加させることは絶対にできない。これはわが國の安全と独立と主権に関わる。日韓関係の現実を直視する限り、永住する在日外國人にわが國の参政権を与えることはできない。

さらに、韓國において対馬は韓國領だという主張が巻き起こっている。平成二十年七月、韓國國会議員五十人が、対馬が韓國領であることを内外に示しわが國に対馬返還を促すという趣旨の「対馬島返還要求決議案」を國会に提出した。五年前には、韓國の馬山市議会で「対馬島の日」を制定し、その条例の中では「対馬島が韓國領であるであることを内外に知らしめ、領有権確立を目的とする」と明記されている。在日韓國人が、大挙して対馬に移動し、地方参政権を行使して、「対馬は韓國領である」と主張する市長を選ぶということも夢物語とは言えない。

最近「永住外國人」に支那人が急激に増加していることである。平成二十年には十四万二千四百人に達した。今後もどんどん増加するであろう。在日支那人が大挙して日本最西端の島であり南西諸島防衛の要の島である沖縄県与那國島に移住し、町長選挙などを通じて共産支那のわが國への軍事的圧迫の手先となる危険がある。

共産支那の海外膨張はますます顕著になっている。沖縄・鳥島海域における支那海軍の示威行動はその典型である。支那は「中華帝國主義」路線を確実に歩み始め、東と南に向かって覇権拡大を進めていることを我々は正しく認識しなければならない。

日本に何年間定住していようとも、わが國の國籍を持っていない人すなわち帰化していない外國人は、その人の母國なに忠誠心を持っているのである。長年日本に在住していながら、わが國の國籍を取得しないということは、それだけ祖國を愛しているこということである。はっきり言えば日本國民になるのが嫌なのである。在日韓國人や支那人がわが國よりも祖國に忠誠心を持つのは当然であり、それはそれで結構である。であればわが國の政治に関与する必要はないし資格もないのである。

在日外國人には國政であろうと地方政治であろうとわが國の政治に参加する権利もないし義務もない。國家の主権・独立・安全を守るために、永住外國人に地方参政権を付与することはできない。

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千駄木庵日乗四月二十七日

午前は、母のお世話。

昼は、知人と懇談。

午後は、諸雑務。

この後、病院に赴き父に付き添う。

帰途、知人と懇談。橋本左内・吉田松陰のことなどで貴重なお話をうかがう。

帰宅後は、資料の整理。

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2010年4月27日 (火)

沖縄の軍事基地について

沖縄県民が、沖縄に米軍基地が集中していることに大きな不満を持つのは理解できる。しかし、共産支那の軍事的侵略の危機は迫っている。沖縄からアメリカ軍がいなくなれば、支那軍は尖閣を占領してくる危険性がきわめて高い。支那は、ソ連軍がいなくなったベトナムを侵略した。米軍がいなくなったフィリッピンの南沙諸島を侵略した。沖縄が、日本列島の中で支那に近い所にあるという現実はどうしようもない。共産支那がまず侵略してくるのは、日本本土ではなく、確実に沖縄である。支那からの侵略から尖閣を、沖縄を、そして日本を守るためには、沖縄に軍事基地が集中するのはやむを得ない。県外移設は不可能である。

戦争が嫌だというのは分かる。しかし、沖縄の軍事基地は、戦争を防止するために存在するのである。沖縄県民に犠牲を強いるという結果になるのは、致し方ないと思う。しかしその犠牲を出来得る限り少なくする努力は国民全体が行わなければならない。

自主防衛体制の確立とは、日本が日本自身の力で国を守ることができる体制ということである。アメリカ軍の基地を沖縄からなくすためには、自主防衛体制の確立が先決である。しかし、その後も、日本国軍の基地が沖縄に置かれることになる。

私は、これまでこういうことを主張することをためらってきたが、やはり言うべきことは言わなければならないと思って今日はじめて書いた。

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千駄木庵日乗四月二十六日

午前は、母のお世話。この後、技術者によるパソコンのメンテナンスに立ち会う。

午後は、同志と懇談。

この後、病院に赴き父に付き添う。

帰宅後は、『大吼』掲載の原稿執筆など。

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2010年4月26日 (月)

憲法論議について

昨日開かれた『憲法懇話会』における憲法問題の専門家の方々の意見の中で印象に残ったことを記す。

          ○

「国民主権・人民主権原理は、アメリカが州国憲法の原理。」「現行憲法の正当性が問題となった時、宮沢俊義は『法的意味において革命であった』と言った。」

「主権とは憲法制定権力の主体」

「主権とは国の政治のあり方を最終的に決める権力あるいは権威」

「『人民』とは選挙権を行使できる人だけのことをいう。『国民』とは選挙権を行使しない人も含まれる」

「ナシオン主権説には、先祖も子孫も含まれる。」

「『市民』という言葉は都市国家から生まれた。英語では、『公民』『国民』という言葉と区別できない。」

「国民主権には正統性があるが、人民主権には正統性は無い」

「政治的主権者は国王、法的主権者は国民」

         ○

「国民主権」とか「君主主権」ということは、君民一体の日本國體とは全く相容れないということは、「政治文化情報」の今月号で論じた。

人民とか市民という言葉は、国家を否定する人々が使う。「中華人民共和国」「朝鮮民主主義人民共和国」という国名がある通り、共産主義国家あるいは共産主義集団が「人民」という言葉を使う。最近の日本共産党はあまり使わなくなったが、かつては「日本人民」という言葉をよく使っていた。

「国家」とか「国民」という観念を否定し、ゆくゆくは、国家は消滅とするという思想が共産主義である。ところが、北朝鮮や共産支那そして旧ソ連ほど、「国家権力」が強大で、国家権力が「人民」を抑圧している国はない。

マッカーサーに押し付けられた『現行占領憲法』は一日も早く廃棄されるべきである。『大日本帝国憲法』は「不磨の大典」と言われ、国民は有難く押し戴いた。それは良かったのであるが、憲法を「不磨の大典」とする観念が強く植え付けられ、マッカーサーによって押し付けられた『現行占領憲法』まで有難く押し戴いてしまい、今まで改正もしなければ廃棄もしないのである。これは困った事である。

憲法というものを絶対視したり、あまりに有難がるのは良くないと思う。特に『現行占領憲法』のようなものに何が書かれていようと、一切これを無視するくらいの気持ちがなければ駄目である。『憲法守って国滅ぶ』などということは絶対に避けなければならない。

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千駄木庵日乗四月二十五日

朝は、母のお世話。

午前十一時より、上野公園の西郷南洲翁銅像前にて、『西郷南洲会銅像清洗式』執行。始澤澄江五條天神社宮司が祭主となり、祝詞奏上・玉串奉奠などが行われた。この後、早瀬内海西郷南洲会会長が主催者挨拶を行い、三沢浩一氏及び小生が来賓挨拶を行った。続いて、清洗式及び紋付き袴着付けが行われた。そして、上和太鼓・川崎道祖神神輿が奉納された。

この後、上野公園の東京国立博物館平成館にて開催中の『細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション』展参観。この展覧会は、「永青文庫は旧熊本藩主・細川家に伝来した文化財を後世に伝えるために、16代細川護立(もりたつ)によって昭和25(1950)に設立されました。…幽斎の和歌資料や2代忠興(三斎)(ただおき(さんさい))所有の利休ゆかりの茶道具、細川ガラシャ遺愛の品々や宮本武蔵の絵画など、その所蔵品は古文書類も含めると8万点を超える日本有数の文化財コレクションです。本展では、激動の歴史を生き抜き、古今伝授、能、茶の湯などの文化を守り伝えた細川家に伝来する貴重な美術品や歴史資料を展示し、細川家の歴史と日本の伝統文化を紹介いたします。また、細川護立が収集した美術品の中から選りすぐりの名品を出品し、近代日本を代表する美術コレクターである細川護立の眼と人物像に迫ります。」(案内書)との趣旨で開催された。細川幽斎像・如来座像・細川家守護天童像・柿本人麻呂像・太刀(豊後国行平銘)・夜船閑話(白隠慧鶴筆)そして支那大陸出土の三彩馬・金銀玻璃象嵌大壺、そして織田信長朱印状などを見る。

目白台の永青文庫は二回ほど参観したが、今回の展覧会は規模が違う。さすが中世以来の大名家だと実感した。金と権力にものを言わせて集めたと言えばその通りかもしれないが、やはり歴代藩主の美と文化に対する情熱は高く評価しなければならない。

南北朝時代に朝廷から拝領した錦旗というのがあった。「天照皇大神・八幡大菩薩」と大きく書かれてあった。錦の御旗は、幕末期に初めて作られたのではない。後鳥羽天皇が鎌倉幕府を討つ戦いである「承久の変」を起こされた時に初めて作られたと承る。

帰宅後は、原稿執筆ための資料検索と整理。

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2010年4月25日 (日)

大西郷の精神と現代の政治

西郷隆盛は、『大西郷遺訓』において次のように語られている。

「王を尊び民を憐れむは学問の本旨」「萬民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし、驕奢を戒め、節儉を行ひ、職務に精勵して、人民の標準となり、下民をしてその勤労を感謝せしむるに至らざれば、政令は行はれ難し」

この言葉は、今日の我國政治家が噛み締めなければならない大切な言葉であると思う。今日及び将来の日本においても、祭祀主たる日本天皇の信仰的権威が、政治権力を浄化し、権力者にかしこみの心を持たさしめ、国家・国民の幸福をはかることが出来るのである。これが、わが国建国以来の「祭政一致」の理想であり、万邦無比の日本國體の素晴らしさである。

尊皇精神こそが、日本国安泰の基礎である。天皇を君主と仰ぐ日本国体の護持とその理想実現こそが、日本国永遠の隆昌の基礎である。従って、尊皇精神希薄な権力者は断じてこれを排除しなければならない。今日において、それが誰であるかは、あまりにも明白である。

今まで国に害をなすと思われる色々な政治家を見てきたが、小沢一郎ほど悪い政治家はいなかった。まづ第一に、彼の皇室に対する姿勢が全く許し難い。第二に、小沢が日本人であるかどうかを疑わしめるような国家観・歴史観を持っている。第三に、小沢の政治姿勢は己を慎まず、品行は正しくなく、驕奢であり傲慢である。そして共産主義国家の独裁者と同じような独裁専制体質を持っている。この三点が、小沢一郎を一日も早く政界から追放しなければならない理由である。

『大西郷の精神』とは、国家の自主独立の精神であり、皇室を敬い国民に真の平安をもたらす政治の実現である。西洋列強の侵略から祖国を守り四民平等の国を建設するための大変革であった明治維新を戦い、さらに維新後にあってもなお、東洋の平和と理想の道義国家建設のために戦った『大西郷の精神』こそ、今の日本にもっとも必要なものである。何故なら今の日本は、幕末及び明治初期の我國以上に、外国から侮りを受け、政治は乱れに乱れているからである。

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千駄木庵日乗四月二十四日

午前は、母のお世話。

午後十二時半より、九段の靖国神社にて、戦没者慰霊植樹櫻会(代表・大西優氏)主催『櫻植樹祭及び活動報告会』開催。境内にて、植樹祭が執行された。そして靖国会館にて、報告会が行われ、大西優代表が挨拶を行い、藤元正義氏などが祝辞を述べた。緒方孝明氏の乾杯により清宴に移った。

この後、病院に赴き、父に付き添う。

午後六時より、神田学士会館にて、『憲法懇話会』(座長・高乗正臣平成国際大学教授)開催。青柳卓弥平成国際大学教授が『合衆国憲法制定とロック理論』と題して発表。質疑応答。

帰宅後は、明日の『西郷南洲会』におけるスピーチの準備。

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2010年4月24日 (土)

呉竹会での講演を聞いて

「呉竹會アジアフォーラム」における登壇者の話で印象に残った事は次の通り。

頭山興助氏「平沼新党が結成された。しっかりと日本のためになる動きをしていただけると期待している。毒入り餃子事件で、日本国民は『億兆一心』になったら、中国は捕まえなくてもいい犯人を捕まえで、頭を下げて来た。日本国民が心を合わせた時に強い力が出てくる。天皇陛下を中心に戴いて、真面目に生きていけは、他国にゴマをすらなくとも独立国としてやっていける。」

樋泉克夫愛知県立大学外国語学部教授「タイの混乱には中国の深謀遠慮がある。国王に次いで国民の敬愛を受けているタイのチャクリ・シリントン第二王女は、四月四日に北京に行っている。中国全国政治協商会議の賈慶林主席に会った。そして三十人の随員を連れて四川省に行き、昨年王女が寄付した小学校の落成式に出た。それと同じ時期にタイ国内で騒乱が起こった。シリントン王女はこれまで三十回中国に行っている。中国とタイ王室はすごい関係。

世界中で日本人が中国を一番よく知っていると思っている。しかし、世界で一番中国のことを分かっていないのが日本人だということが分からないと、日本は中国の意のままに動くこととなる。

中国は一九七八年の改革開放路線によって変わった。それまでは鎖国だった。毛沢東は竹のカーテンを下ろし中国人を外に出さなかった。都市住民と農村住民とを分けた。鄧小平は『海外に自由に出て好きなことをやれ』と言った。中国人が外に向かって動き始めた。中国人は外に向かって動く本来の姿を現した。中国人は東と南に向かって動いていく。中国はいま世界に向かって復讐している。

『中華』とは地上のど真ん中という意味。天安門の後ろの紫禁城が世界の中心の聖なるところ。天安門における建国式典は、毛沢東王朝の始まりだった。その瞬間に毛沢東は皇帝になった。かつての同僚は臣下になった。毛沢東時代の鎖国によって人口が増えた。鄧小平は国境を取っ払って中国は豊かになった。東南アジアの経済は中国人が牛耳っている。

タイにおいて中国がひたひたと影響力を広げている。王室にも入り込んでいる。タイの地方へ行くと、沿道のガソリンスタンドなどで中国語が通じる。タイの騒乱は中国の影響のリトマス試験紙。」

頭山興助氏「タイの騒乱が中国と関係があると知って驚いた。日本のマスコミは取材していない。日本で同じようなことが起こったら恐ろしいことになる。日本は中国に席捲される。鳩山政権では、外国にじわじわとやれてしまう気がする。」

共産支那の海外膨張はますます顕著になっている。沖縄・鳥島海域における支那海軍の示威行動はその典型である。毒入り餃子事件で、一歩引いた形になったが、この後、海軍の示威行動と日本人処刑でキチンと仇を取った。

日本は共産支那と北朝鮮に毅然と対処しなければならないのに、わが国内は、つまらない政争に明け暮れている。日米安保体制すら揺らいでいる。地域主権だとか地方分権だとか言って、国家防衛への貢献を拒否する自治体、それを擁護するメディア。そして民主党政権は、パフォーマンスの「仕分け」とかで話題づくりするのみ。まさに日本は亡国への道を歩んでいるのである。

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2010年4月23日 (金)

千駄木庵日乗四月二十三日

午前は、母のお世話。

午後は、諸雑務。

この後、病院に赴き、父に付き添う。

午後六時半より、日本プレスセンターにて、「呉竹會アジアフォーラム」開催。頭山興助会長が挨拶。樋泉克夫氏が講演。

帰宅後は、資料の整理など。

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小沢一郎の前原いじめについて

小沢一郎の「前原苛め」が始まった。自動車の運転ができない小生には、事の是非にはあまり興味がないし、よく分からない。しかし、小沢嫌いの私には、「前原苛め」としか思えない。前原氏は安保・国防論に関する限り、民主党内ではまあまともな政治家なのではないかと思う。戦前のオリンピックで、当時のNHKのアナウンサーが日本の女性水泳選手を応援して「前畑頑張れ」を絶叫したが、私は、今は、「前原頑張れ」と言いたい。

私は小沢一郎がまだ旧田中派の若手と言われた頃から、あまり好きではなかった。小沢が自民党を脱党した頃は、真正保守あるいは民族派の中にも、小沢一郎を評価する人がかなりいた。しかし私は、そういう人に批判されても、小沢一郎を批判し続けて来た。先見の明を誇るわけではないが、今日、小沢一郎という男がいかにひどい政治家であるかが明白になった。

それは、小沢が剛腕であるとか、独裁的であるとか、顔つきが悪いとかいうような問題ではなく、皇室観・歴史観・国家民族観という国の根幹にかかわる事柄において、全く許し難い主張と姿勢の持ち主であるからである。

今日唯今における政治改革とは、小沢一郎を政界から追放することである。

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千駄木庵日乗一月二十二日

午前は、母のお世話。

午後三時より、西荻窪にて、『伝統と革新』次号の企画会議。

この後、同志と懇談。

午後六時より、紀尾井町で開かれたある会合に出席。複数の与野党政治家の話を聞く。

帰宅後は、諸雑務。

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2010年4月22日 (木)

千駄木庵日乗四月二十一日

午前は、母のお世話。

午後一時半より、三田にて開かれた会合でスピーチ。

この後病院に赴き、父に付き添う。

帰宅後は、書状執筆・資料の整理など。

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共産支那の軍事的威圧行動と民主党政権

潜水艦二隻を含む共産支那海軍の艦船十隻が今月十日夜に沖縄本島と宮古島の間の公海上を通り抜けた。さらに今日の午後三時三七分頃からおよそ三分間、支那海軍の艦載ヘリが、沖縄の南五百キロの公海上で、海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の水平およそ九十メートル、垂直およそ五十メートルの距離に接近し、二周ほど旋回し危険な状態となった。外務省は、「艦艇の安全航行上、極めて危険」として、支那側に抗議したという。

まさに、日本の安全が支那によって脅かされているのである。共産支那は、普天間基地問題で、日米関係が不安定になっているのを見透かして、こういう軍事的威圧を加えて来たのである。許し難い。

民主党小鳩政権は成立以来、共産支那に対して軟弱外交どころか朝貢外交を行ってきた。小沢一郎は多数のチルドレンを引き連れて支那を訪問した。また、鳩山総理は、昨年十月に支那を訪問した際、温家宝に「東シナ海を友愛の海にしたい」などと言った。その結果が、今回の事態である。「中華帝国主義国家」=共産支那には「友愛」は通じない。また、権力誇示のパフォーマンスも通じない。

一方、民主党政権は、アメリカに対しては、対米自立だとか日米対等とか言っている。しかし、鳩山は核サミットでオバマ大統領とたった十分間しか会談できなかった。小沢一郎は、連休に予定していたチルドレンを引き連れての訪米を断られた。日本は『対米自立』『日米対等』どころが、アメリカから相手にされなくなっているのだ。

民主党政権は、国内政策においても、対外政策においても、日本国の存立を根底から脅かしている。鳩山由紀夫総理は、「愚かかもしれない」のではなく、愚かなのである。小沢一郎は、「帰化した人の子孫」であろうとなかろうと、國を危うくする政治家なのである。

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2010年4月21日 (水)

石原都知事と福島社民党党首の発言について

石原慎太郎知事が十七日の外国人地方参政権の反対集会で、「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか、与党の大幹部ってのは調べてみると(註・帰化した人の子供が)多いんですな。彼らが外国人参政権に賛成するのは先祖への義理立てなのかどうか知らないが、日本の運命を左右する法律をまかり通そうとしている」という趣旨のことを述べた。

与党の幹部に帰化した人の子供や孫がいるという話はよく聞く。私もこの人は確実にそうであろうと推測している人がいる。石原都知事は、公けの場で、はっきりと言ったのであるから、よほどの確証があるのであろう。

この石原発言に対して、福島瑞穂社民党社民党は名指しされたわけでもないのに反発し、「私も、私の両親も帰化したものではない。発言は名誉棄損で、撤回しないと法的手段に訴えることも検討する」と述べたという。

不思議に思うのは、「帰化した人の子である」と言われたことが何故名誉棄損になるのであろうか。事実でないのなら、「事実ではない」と言えばいいのであって、「差別反対」を声高に主張する社民党の党首が、「帰化した人の子供」と言われたことが「名誉棄損だ」と息巻くのは理解に苦しむ。

帰化した人でも、真に日本を愛し、天皇陛下に対し奉り尊崇の念を持っている人はいるであろう。またその反対に、先祖代々日本民族の一員でありながら、祖国を愛さず、國體を否定する人もいる。過去の人物をあげて恐縮だが、野坂参三・宮本顕治などはその典型だ。

しかし、ある与党最高幹部は、帰化した人の子孫であるかどうかは分からないが、韓国に行って、ソウルの国民大学で、「日本は騎馬民族に征服された」「天皇・皇室は騎馬民族の子孫だ」「日本人の若者は漠然と他人に寄生し寄生虫として生きているとんでもない害虫だ」「もともと日本人の親達もどうかしている。日本人は動物にも劣る民族といっても過言ではない」「日本人はもともと民度が劣るから、君達韓国人のような優秀な民族の血を日本人に入れない限り、他人やアジアに寄生して生きる害虫日本人が増えるだけだ」「(日本の古代歴史についても) 韓半島南部の権力者が日本の国家を樹立したもの」「天皇は政府の言いなりになれ」「天皇御陵を暴け」などというような、不敬極まりない発言をした。

帰化した人の子孫であろうとなかろうと、こういう人物が絶対に許し難い国賊であることは間違いないのである。

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千駄木庵日乗四月二十日

午前は、母のお世話。

午後は、諸雑務。

この後、病院に赴き、父に付き添う。

帰宅後は、明日の会合でのスピーチの準備・資料の整理など。

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2010年4月20日 (火)

藤井厳喜・松原仁両氏の講演

神道時事問題研究会における講演で印象に残ったことを記す。

藤井厳喜「田母神先生が参院選に出られないというので、急遽私が、元過激派で火炎瓶を投げていた千葉景子を辞めさせるために、神奈川から出ることになった。保守を割るというのではない。自民党にお灸をすえるために民主党に入れたという人々すなわち『お灸層』に目覚めてもらうために私が選挙に出る。平沼新党の公認をお願いしている。鳩山由紀夫後援会の選挙違反を告発する嘆願書を検察に提出する運動に協力していただきたい。連休明けに一万人の署名簿を持っていきたい。常識で考えておかしいものはおかしいという運動。

日本にとって一番の脅威はチャイナ。日本にチャイナ人が七十万人入って来ている。永住者も増えている。小沢・鳩山の背後にチャイナのコリアがある。

円より子などが推進する『外国人住民基本法』が制定されると、違法入国者も簡単に日本国籍を与えることになる。外国人に家を貸さないと『差別』として罰せられる。未払いの家賃を請求すると『脅迫』として罰せられる。一九八〇年代以降に入ってきた新華僑が日本の国益を損なう活動をしている。一千万人単位の移民を受け入れるということを民主党の中枢は考えている。国のかたちを壊すこととなる。小沢の韓国における日本人を馬鹿にした演説をマスコミは報道しない。

民主党が参院で単独過半数を取ると、『外国人住民基本法』『人権擁護法』が成立し、日本国民の自由は無くなる。ファシズム的状況になる。

地域主権という言葉は危険。主権という言葉は国家にしか使わない。独立国家の単一の権力を主論という。主権とは国家の事。天皇を上に戴いて統一しているのが日本という国家。地域主権はこれを破壊する。祝祭日をバラバラにするのもおかしい。国民が全国統一して祝うのが国民の祝日。地方分権は自治体の貧富の差が大きくなる。中央集権は均一な行政サービスを受けることができる。」

松原仁氏「予算委員会の筆頭理事をしている。『ニヤニヤするな』というのと『にらみつけるな』という電話がかかって来る。自民党の筆頭理事の町村信孝さんに比べると私は小僧っ子。加藤紘一さんはねちっこい。

民主党の天下り廃止という政策は妥当。しかし、民主党政権が官僚に取り込まれる危険あり。政務三役(大臣・副大臣・政務官)による官僚コントロールが成功すれば良い。政務三役を取り込めばいいと思っている官僚もいる。政治家が政策を論議するのが重要だが、最近それが十分に機能していない。政府の政策は民主党議員全体が納得しなければならない。官僚主導から国民本位の政治にするためにそれは大切。

民主党としては五月危機を乗り越えて参院選まで現体制で臨む。鳩山氏が普天間基地の海外移転を言ったのは大胆だった。『トラストミー』と言ったのも、宇宙人的発想。国家間の取り決めはないがしろにしてはならない。中国は日米安保がうまくいっていないことを嗅ぎとって尖閣や沖縄に出没している。中国は資源と覇権を狙っている。自民党政権時代から外務省は駄目。『竹島の日』の行事に、政治家も外務省の役人も出席させなかった。韓国はそれを見て『これはいける』と思った。中国・韓国に『隙あり』と見せつけている。

民主党にも中国よりアメリカと組むのが当然という議員が増えている。普天間問題は日本が妥協しなければ現状のままになる。民主党政権は自民党政権の案のままで行くべきであったと個人的には思う。

アメリカ上下両院議員に対する中国政府のロビーストは百人いる。わが国外務省はたった二人。国連分担金に使う金を減らしてこの事に使うべし。当り前のことが抜けている。金を出しても人は出さないので損している。」と語った。

              ○

民主党議員の講演会で、これだけ民主党批判が出るのだから、いかに民主党政権が駄目であるかが分かる。民主党政権が長く続けば続くほど、日本国の危機は深まる。

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千駄木庵日乗四月十九日

午前は、母のお世話。

午後は、『政界往来』連載原稿執筆。

午後六時半より、新宿花園神社にて、「神道時事問題研究会」開催。藤井厳喜氏・松原仁衆院議員が講演。

夜の花園神社はより一層神秘的な雰囲気がただよっているように思える。繁華街のすく近くにこういう静謐の場があることは有難い。

帰途、参加していた友人と懇談。

帰宅後も、『政界往来』原稿執筆・脱稿・送付。

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2010年4月19日 (月)

傳統と旧来の陋習

生長の家の谷口雅宣氏は、二〇〇六年三月二二日(平成十八年であるが、谷口雅宣氏は西暦を用いている)の「ブログ小閑雑感」で、「皇室制度の議論を深めよう」と題して次のように書いている。

「歴史の長いこの国に生まれた我々は、『伝統』という言葉をとかく無批判に受け入れる傾向があるが、伝統の中には尊重されるべきものが多いことはもちろんだが、『士農工商』『参勤交代』『切捨て御免』『晒し首』『仇討ち』『切腹』『男尊女卑』『一夫多妻』『公娼制度』など、現代では受け入れられない制度や習慣、考え方も含まれている。伝統とは実際、それぞれの時代における慎重な取捨選択や新規の工夫によって、一部変更されながら守られてきたものである。だから伝統護持のためには、必要ならば伝統の一部変更を行う勇気も必要だと思う。」と論じている。

こうした事を書くのは、谷口雅宣氏が、『五箇条の御誓文』を忘却しているか、拝していない証拠である。

明治天皇が、明治元年三月一四日に、京都御所の正殿である紫宸殿で天神地祇御誓祭を執行せられ、天神地祇にお誓いになり、全国民に示された『五箇条の御誓文』は、明治維新の基本精神即ち明治新政府の基本方針が示されているの。

明治天皇は神前で『五箇条』をお誓いになられた後、「我が国未曾有の変革を為んとし、朕、躬を以って衆に先んじ天地神明に誓い、大にこの国是を定め、万民保全の道を立んとす。」と宣せられた。

その『御誓文』には、「旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ」と示されている。傳統と旧来の陋習とは全く異なる。その区別はしっかりとしなければならない。傳統はあくまでも守り続け、継承され続けられねばならない。一方、旧来の陋習即ち古くからある悪い習慣は打ち破られねばならない。

身分差別としての『士農工商』制度などは旧来の陋習なのであって、決して守るべき伝統ではない。しかし、傳統には、「一部変更」などということはあり得ない。辞書にも、「傳統とは、歴史の中で形成されて来た種々の形態の中から、特に重んじて次世代に継承すべきものに対する精神的な立場を指す。」とある。傳統は、継承され守られ続けねばならないのである。

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千駄木庵日乗四月十八日

午前は、母のお世話。

午後一時半より、池之端の水月ホテル鷗外荘にて、『桃の會平成二十二年度春の例会』開催。国歌斉唱・渥美勝大人の御霊代に参拝。この後、桑木崇秀氏(医学博士)が講演。

この後、病院に赴き、父に付き添う。

帰宅後は、資料の整理など。

なお、『政治文化情報』の発送は昨日完了いたしました。購読者の皆様には、あすお届けできると思います。

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2010年4月18日 (日)

ペリーとマッカーサーと対米従属

ヘンリー・ストーク氏(元ニューヨークタイムス東京支局長)の講演で印象に残った話は次の通り。なお、ストーク氏は、イギリス人である。

「一九六四年に来日して以来、日本の事を考え、日本の事を世界に報道して来た。韓国・アメリカ・ソ連のことは報道しやすいが、日本は難しかった。それがかえって、私を日本にのめり込ませた。三島由紀夫と安部公房の事を研究した。三島と安部は非常に親しかった。

この国では本当に知りたい事を知るためには沈黙が必要である。しかし、沈黙はとても難しい。

最近の世界共通の認識は、アジアがこの地球の中心になっていくということである。私もそのことを四十年前から言ってきた。今日の世界の中心磁力はアジアにある。そうした状況下で日本はどのような役割を果たすのか。本来なら日本は世界のエネルギーを集める理想的な場である。しかし現実にはそうなっていない。

日本は変わったと言う人がいるが、全然変わっていない。この国はアメリカのグループの一員。日本もイギリスもアメリカに依存している。イギリスもアメリカのグループの一員だが、イギリスには横須賀のような米国海軍基地は無い。第七艦隊が今錨をおろしている所はペリーが錨をおろした所。ペリーは八日間しかいなかったが、マッカーサーが連れて来た軍はずっと五十数年間居続けている。江戸は強姦された。これは『レイプ・オブ・江戸』である。

ペリーの『航海日誌』を読むことが必要。黒船の甲板は完全に戦闘態勢に置かれ、攻撃の準備をしていた。日本には対抗できる軍事力は無かった。今日の日本も同じ。自衛隊は空母を持っていない。今日においても日本は武装解除されたまま、マッカーサーの占領が続いている。マッカーサーとペリーのやり方は似ている。

日本とイギリスは島国という点でよく似ている。國の大きさも似ている。日本人は活力もあり、知的。もの作りをしないと生き残れない。とてもシャイな民族、アメリカ人とは全く違う。日本人のシャイネスは、鎖国時代からの日本の閉鎖性から来ている。

イギリス人は、アメリカが世界中で戦争を起こしていることに嫌悪感を抱いている。アメリカが他国に空爆を行うのを見て、何を考えているのかと思う。オバマには希望を持つ。

中国は海軍力を強化しているが、アメリカとの差は大きい。北朝鮮の韓国攻撃は、中国が許さない。鳩山は、核サミットで十分な主張をしなかった。日本にはリーダーがいない。二、三世議員が多い。これは他国では考えられないこと。どうしてこんなことが起こるのか」。

          ○

イギリス人にこういう考え方を持っている人がいるのに驚いた。昭和二十年九月二日に「ミズーリ」艦上で行われた日本の連合国に対する降伏文書調印式で、「ミズーリ」の砲塔にマシュー・ペリーがわが国に開国を迫りに来た時に使用した星条旗が掲げられていた事実は、マッカーサーはペリーの意志を継いで、日本をアメリカの支配下に置くことを目的としていたことを証明している。と言うよりもアメリカの国家意志が、日本の属国化なのである。そしてその状態は今の続いているとしてよい。

わが国の国民の大部分は、このことに気付いていない。否、気付く、気付かないというよりも、日本が実質的にアメリカの属国であることが当たり前になっているのではなかろうか。『占領憲法』『日米安保』を半世紀以上もそのままにしておいても、違和感を持つ人が少ない。

さらに、共産支那の日本に対する圧迫が熾烈になっている。沖縄近海における支那海軍の示威行動があっても、さして危機感をつのらせないのが今の日本人である。これは平和ボケなどという甘い言葉では片付けられない。「何があっても、アメリカに守ってもらえばいいという植民地根性が為せる技」と言っては言いすぎであろうか。

日米中トライアングルとか、日米対等とか、東アジア共同体という言葉が踊っている。しかしその根本に、まず以て日本の敗戦国意識の払拭そして日本の真の自立が確立されなければならない。何回も書くが、『友愛精神』や『国連中心主義』ではそれは実現できない。

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千駄木庵日乗四月十七日

午前は、母のお世話。

午後一時半より、池袋にて、『アジア太平洋交流学会』開催。ヘンリー・ストーク氏(元ニューヨークタイムス東京支局長)が講演した。通訳は、畏友・藤田裕行氏。活発な質疑応答が行われた。

この後、病院に赴き、父に付き添う。

帰宅後は、資料の整理。

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2010年4月17日 (土)

自虐史観からの脱却について

一昨日の本欄で、近代日本の歴史について、「日本が無反省で良いというのではない。日本だけが悪かったという自虐史観から脱却せよ」と論じた。

近代日本の影の部分を野良犬のように嗅ぎまわり、見つけ出して、批判し、糾弾する勢力がわが国の内外に数多く存在する。とくに共産支那は自国のアジアにおける覇権確立の邪魔になる日本を貶めるために、過去の歴史問題を利用している。これを打ち破るためには、自虐史観からに脱却が絶対に必要である。事は祖国の独立維持の戦いなのである。

弱肉強食の世界状況下にあって、日本が独立を維持していくために、明治日本及び近代日本がいかに苦悩したかを正しく認識すべきである。文明開化・富国強兵を全面否定することはできない。西欧諸国との拮抗、とりわけ帝国主義との戦いをしなければならない時代に於いて、わが國の独立の維持とは、武力的拮抗でなければならなかった。欧米近代の国家の侵略による植民地化を跳ね除けるために「富国強兵」政策がとられた。「富国強兵」政策を否定することは出来ない。また、「富国強兵」を実現するために西洋の文物・学問・科学技術を取り入れることも大切であった。

しかし、その根底に日本伝統精神・倫理観がしっかりと確立していなければならなかった。「和魂洋才」とはかかることを意味したのだと考える。近代日本の欧化路線を批判し、近代日本が覇道を歩んだと弾劾するのは気分爽快かもしれない。しかし、祖国に生きる者はそれをしてはならない。するべきではない。何故かならば、それは萬止むを得ざることだったからである。

弱肉強食・強い者勝ちが冷厳な国際社会の原則である。それは今日でも変っていない。近代百数十年の国際社会を生き抜くためには、日本も強い国にならざるを得なかった。

西欧列強からの圧迫に対抗して日本の独立を維持しようという意志の表れとしての「攘夷精神」が、自らを強化するために西欧の科学技術・法制度・思想を輸入した。近代日本が、帝國主義国家と対峙しつつ独立国家として自立していくためには、近代化し軍備を整えねばならなかった。その道の到達点が、大東亜戦争であった。大東亜戦争は、明治維新以来の攘夷の戦いの総決算であった。決して日本のアジア侵略戦争ではなかった。

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千駄木庵日乗四月十六日

午前は、母のお世話。

午後は、諸雑務。

この後、病院に赴き、父に付き添う。熱が下がり、会話をする。やや安心した。

夜は、地元の友人と懇談。同年輩の人。みんないささか白髪が増えていた。

帰宅後は、書状執筆。お世話になった方への礼状など。

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2010年4月16日 (金)

中華帝国主義の侵略から祖国を守ろう

アジア最大の侵略国家は共産支那である。すでにチベット・内モンゴル・東トルキスタンなどを侵略し支配しているのみならず、今日さらに軍力を増強し、日本・台湾・フィリッピンなどアジア諸国に重大な脅威を与えている。そして、東アジア全域そして西太平洋において覇権を確立しようとしている。

支那大陸にある政権は、自らを「中國」あるいは「中華」と称して来た。それは帝政時代から今日に至るまで変わらない。今日も「中華人民共和國」と称し、「中華人民共和國」成立の後に、チベット・内モンゴル・ベトナム侵略を行っていることによって明白である。「中華思想」は今も脈々と生きているのである。

きわめて独善的な支那人の支那中心意識から生まれた優越意識・唯我独尊・大國主義・統一主義・侵略主義の思想體系を「中華思想」と言う。「中華思想」は、対内的には少数民族の抑圧の原理、対外的には軍事的侵略による覇権確立の原理となっている。

共産支那による理不尽極まりわが國への恫喝・内政干渉、そして、わが國に対する不法行為・人権蹂躙が繰り返され、益々ひどくなってきている根本原因は、支那人および支那の政治権力特有の「中華思想」による。支那の日本に対する侮蔑・差別観念は「中華思想」から来ている。

「中華思想」を簡単に定義すれば、「支那は天下の中心・世界の真ん中にあって文化が華のように咲き誇っている國」という思想である。それだけではない。「中華思想」は、周辺諸民族を東夷・西戎・南蛮・北狄と獣や虫けらのように呼んでこれを蔑視し侮る思想である。「東夷」とは弓を射るのがうまい民族・東方の野蛮人のことで、日本・満州・朝鮮などの民族を指す。「西戎」とは槍術のうまい民族・西方の野蛮人のことで、チベットやトルコ系の諸民族を指す。「南蛮」とは蛮は虫扁がつく南方の野蛮人のことで、インドシナなど南海諸地方の民族を指す。「北狄」とは犬扁のつく北方の野蛮人のことで、匈奴(きょうど)・ウイグル・韃靼(だつたん)等の遊牧民族を指す。そのいずれもが野蛮な民族ということである。これほどの他民族差別思想・侵略思想・大國主義はない。支那はこの論理によってこれ迄の長い歴史において周辺諸國を侵略して来た。

「中華人民共和國」という名の支那共産政府は、日本を「侵略國家」と非難攻撃し謝罪を要求し続けているが、支那漢民族こそアジア最大の侵略者であることは古今変わらぬ歴史的事實である。

わが日本は、「中華帝国主義国家」たる共産支那に屈することなく、独立と安全を維持していかなければならない。

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千駄木庵日乗四月十五日

午前は、医師の往診があり、母に付き添う。

午後一時半より、千早地域文化創造館にて、『萬葉會』開催。小生が大伴家持の歌を講義。

午後四時より、西荻窪にて、『伝統と革新』編集会議。創刊号の反省と第二号の企画について討議。

この後、同志と懇談。

帰宅後は、『政治文化情報』発送準備。

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2010年4月15日 (木)

何故日本は支那・朝鮮に毅然とした態度がとれないのか

わが国民が共産支那で不当な判決を受けて、死刑に処せられても、何一つ抗議できない。わが國近海で、共産支那の艦隊が示威を行っても、何一つ抗議できない国。それが今の日本である。そればかりではない。支那・南北朝鮮のわが国に対する軍事的脅威・侵略行為に対しても防衛手段を講じることができない国。それが今の日本である。

その根本原因は、「わが國は侵略をした悪い國であり、中國や南北朝鮮からどんなに主権を侵害されても、内政干渉をされても、軍事的威圧を加えられても、文句を言ったり反撃してはならない」という観念が蔓延していることにある。この観念はまさに『現行占領憲法』の基本精神なのである。

『現行憲法』前文には「日本國民は…政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうに決意し…平和を愛する諸國民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とある。これは「日本は東條内閣の行為によって侵略戦争を起こしましたが、二度とそのような事はしないことをお誓いします。今後はアメリカ様、ソ連様、中國様など戦勝國の皆様の公正と信義に信頼して、侵略を行なった悪い國であるわが國とわが國民の生存と安全を保持してまいります。今後は何をされても決してお手向かいを致しません」という『詫び証文』である。

この『わび証文』の精神を実践しているのが今日の日本の外交である。「憲法守って國滅ぶ」という言葉はまことに真実である。『現行憲法』破棄なくして真の主権回復はあり得ない。

祖国の歴史への正しい認識と國を守る心を常日頃持っていなければ道徳心は起ってこない。正しい祖国防衛意識も持てない。祖国への愛も持てない。近代以後のわが国の歴史を正しく認識し、子々孫々に語り伝え、「負け犬根性」から脱却することが緊急の課題である。これは、日本が無反省で良いというのではない。「日本だけが悪かった」という自虐史観から脱却せよということである。

鳩山由紀夫の『友愛外交』、小沢一郎の『国連中心主義』ではそれは不可能である。小鳩民主党政権を一日も早く打倒すべきである。

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千駄木庵日乗四月十四日

午前は、母のお世話。

午後は、『政治文化情報』の発送準備など。

この後、病院に赴き、父に付き添う。医師のお話をうかがう。やや回復しているという。

午後六時半より、駒込地域文化創造館にて、『萬葉古代史研究会』開催。小生が『萬葉集』防人の歌を講義。

帰宅後は、明日開かれる『萬葉會』で講義の準備。

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2010年4月14日 (水)

下地幹郎氏の講演を聞いて思う

下地幹郎氏の講演で印象に残った話を記す。

「私の出身地宮古島は沖縄の中でも荒っぽい。ヤクザ・警察官・弁護士になる人が多い。民主党からも誘いがあったが、国民新党に行った。民主党とはそりが合わない。島育ちだから郵便局が大好き。北海道から沖縄まで、そして海岸から山奥まで、郵便局と交番は何処にでもなければならない。銀行は儲かるところにしか支店を出さない。

以前の沖縄は、男女とも長寿日本一だった。今は、男性は二五位。食生活がアメリカナイズされたからである。マクドナルドとステーキハウスがたくさんできている。県民の体質と心の姿が変化した。

国民新党は、この国の良さを伸ばすためにやっていく。地域の良さを伸ばせば國は良くなる。小泉改革によって、強い者はより強く、弱い者はより弱くなっている。会社は人を育てながら利益を上げるのが本筋。派遣社員が多くなるとそうはいかない。壊れた社会を直す。

貧困率が高くなっている。殺人事件の五割は家族同士。年間三万人の自殺者がある。異常な状況。大学生の五割が奨学金に頼っている。この七、八年はアメリカを追いかけるような国家像を作ろうとしている。

一院制にして国会議員を減らす。国家公務員も減らす。地方公務員は自治体の合併によって減っている。民主党単独政権は良くない。夫婦別姓・外国人参政権は、亀井さんが閣内にいなかったら、実現している。亀井さんは民主党の山岡国会対策委員長に、『郵政を後回しにしても、外国人参政権と夫婦別姓を阻止する』と言った。

亀井さんは変わった人。あれだけ寝癖があっても平気で道を歩ける。国のためになることでは一歩も引かない。亀井さんのような野武士的政治家は日本にはいない。ナヨナヨしないと受けないような日本を変える時代が来た。

この国の安全を自衛隊が担うのが自然。竹島問題があり、中国の軍事力拡大があるのに、自衛隊の予算と定員を減らしている。対等な日米関係にして、駐留なき安保をやってみたらどうか。二代目・三代目でない人が総理になれば、この國は自主独立の国になる。

アメリカが普天間に関する協議を拒否して、沿岸部でなければ駄目と言って交渉が決裂したら、日米同盟に大変なひずみが出来る。鳩山総理は絶対に負けては駄目。アメリカとは異なる決断をして、日本の考え方が通るような外交をせねばならない。

北海道や東京の人は沖縄に感謝しなければならない。国家は、全国民で守るべきもの。沖縄は本土からお金をもらっていない。沖縄は、貧困率日本一。学力も最低。沖縄にそういう負担をさせている。『とんかつは大きいのが良いが、豚小屋は来るな』というのが日本人の考え方。普天間問題は、日本が自立国家としてやっていけるかどうかの戦い。

小沢は自民党を倒すのが最大の目的。外国人参政権を議員立法で出すと、民主党が割れるので、内閣法で出そうとした。沖縄の観光が伸びれば、農業も製造業も伸びる。沖縄は、米軍基地が無くても、自立できる。自立出来ないというのは嘘。外交を官僚がやっているから弱腰になる。総理と一緒に責任をとる人が外交をやるべし。」

            ○

千駄木庵主人いわく。沖縄の基地問題は実に難しい。潜水艦二隻を含む計十隻の共産支那の艦隊が今月十日、沖縄本島と宮古島の間の公海を南下した。共産支那側は人民解放軍機関紙「解放軍報」で、今回の動きを艦隊による実戦訓練や遠洋展開訓練と位置づけている。東アジアそして遠洋での軍事的覇権確立を目指す行動であり、わが国の独立と安全を脅かす行為であり、断じて許せない。る。しかも、日米関係が普天間問題でギクシャクしている時期にわが國に対して軍事的挑発を行ったのだ。重大な事態である。沖縄がいかに軍事的に重要な位置にあるかを証明している。

下地氏の主張は、痛いほど分かる。しかし、日本が自主防衛体制を確立する日まで、米軍基地が沖縄に存在するのはやむを得ない。今すぐ県外移転というのは、不可能のである。これは沖縄を犠牲にするということではない。沖縄を含めて日本の安全と独立を守るための選択である。

 

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千駄木庵日乗四月十三日

午前は、母のお世話。

昼は、地元の二人の知人と懇談。参院選挙・民主党の今後・取調の可視化問題・裁判員制度などについて語り合う。鳩山の後は菅直人が総理になるだろうというのが共通認識。また、日本とアメリカとは歴史も国情も全く違うのに、アメリカの司法制度をそのまま取り入れることの是非などについて語り合った。私の甥と同年の若い方の知人は、これから研修生活を送った後、新たなる職場で働くことになったこととなったので、前途を祝す。

午後は、『政治文化情報』発送準備。

午後七時より、ホテルサンルート高田馬場にて、『一水会フォーラム』開催。下地幹郎国民新党国対委員長が講演。質疑応答。

帰宅後も、発送準備など。

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2010年4月13日 (火)

支那に対する誤れる贖罪意識を払拭せよ

昨日の朝のテレビのワイドショーで、新聞記者出身の評論家(白髪のテレビによく出る人であるが、名前は失念、というより覚えていない)が、「日本人が、麻薬を密輸したとして死刑になったが、この背景には、アヘン戦争という歴史や、旧満州国の経営の資金に、麻薬が使われたことがある。それだけ、中国は麻薬には特別の感情を抱いている」という意味のことを言っていた。

つまり、日本はかつて満州国経営のために麻薬生産で得た金を使っていたのだから、今回日本人処刑にあまり強硬な姿勢で臨むべきではないということが言いたいのであろう。私には納得できない。

そもそも、対共産支那外交で日本が弱腰なのは、日本人の側にこういう誤れる贖罪意識があるからである。日本が、当時の国策即ち政府の公式の方針として、満州国において麻薬を栽培しそれを売りさばいたということを証拠に基づいて詳しく証明出来るのか。本当にそんなことがあったのか。私には信じられない。

百歩譲って、一部の日本人が過去においてそのようなことをしたとしても、共産支那に対する外交姿勢にそんなことを影響させてはならない。イギリスは、かつて支那に対してアヘン戦争を仕掛けた侵略国家だったから、共産支那政府がイギリス国民に対して不当不法なことをしても許されるのか。

アメリカの白人は、かつてアメリカ大陸やハワイを侵略したらか、アメリカ大陸やハワイの先住民は白人に対してどんなに不当不法なことをしても許されるのか。そんなことはあるまい。

何故、日本のみが、過去の歴史に対する贖罪意識を持ち、共産支那政府に対して遠慮しなければならないのか。私は、日本人の誤れる贖罪意識を払拭しないかぎり、支那との正常な関係を結ぶことはできないと思う。それどころではない。共産支那のアジア侵略策謀・アジア軍事的覇権確立の動きに対して、毅然とした態度で臨めない。

共産支那こそ、今日における最大の侵略国家である。また、共産支那政府こそ、自国民を大量に虐殺してきた悪逆非道の政権である。日本国の独立と安全を守るためには、日本人の支那に対する誤れる贖罪意識の払拭が大切である。

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千駄木庵日乗四月十二日

午前は、母のお世話。

昼より、技術者に来てもらってパソコンのメンテナンス及びメール機能の復旧作業。

その後、病院に赴き、父に付き添う。また、医師と面談。父の病状について懇篤なる説明を受ける。何しろ高齢であり、予断を許さないとのこと。心配である。

午後六時より、『九段下沙龍』開催。同志の方々と、当面する諸問題について討議・懇談。『たちあがれ日本結党』『普天間基地問題』などについて語り合った。

帰宅後は、水曜日に行われる『萬葉古代史研究会』の講義準備。

大変忙しい一日であった。

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2010年4月12日 (月)

お知らせ

メール機能が使えるようになりました。

宜しくお願い申し上げます。

四宮正貴拝

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たちあがれ日本結党について

今日、回向院に共に参拝した方のお話で印象に残ったことを記す。

「『たちあがれ日本』が結成されたが、日本を転がしたのは誰なのか。日本が転んだ原因を突き止め、正さなければ駄目だ。」

「明治維新の後、松平春嶽、山内容堂、伊達宗城など維新に貢献した有力藩主たちが、新政府の要職に就かなかった、あるいは就けなかったのは大きな損失であった。下級士族だけで政権を運営したことにより、政策がやや近視眼的になったのではないか。」

            ○

福井藩の橋本左内の思想そして水戸藩の水戸學は、明治維新の思想的精神的原動力であった。しかし、維新後、この二つの藩は権力を掌握することはできなかった。権力を掌握したのは西南雄藩と言われる薩長土肥であった。水戸は御三家の一つ・福井は親藩筆頭であったので、徹底的に反幕府の姿勢に立つことができなかったことがその原因の一つであろう。

平沼赳夫氏は、新党結成の記者会見で、真正保守の立場を鮮明にし、民主党の亡国政策を批判したことは評価したい。また、石原慎太郎氏が、「君らが持ってない危機感を我々年寄りは持っているんだ」と述べのたも、同感できる。高齢化社会で、高齢の政治家が活躍するのは良いことである。『何とかチルドレン』などと言われるガキばかりが政治家では困る。

ただし、与謝野氏や園田氏が、國體・憲法・国防・教育などの国家基本問題に対してどのような考え方を持っているか、これまでまったく明確になっていないことが懸念材料である。しかし、平沼氏と一緒にやろうというのだから、「日本が転んでしまった原因」が、『現行占領憲法』など戦後体制にあることは認識しているのであろう。

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千駄木庵日乗四月十一日

午後一時半、南千住の小塚原回向院に赴く。ある歴史研究家の方と共なり。本日が生誕日の橋本左内先生の墓所、すぐ隣の吉田松陰先生の墓所に参拝。

そして、歴史研究家の方と懇談。

この後、病院に赴き、父に付き添う。容態は昨日よりはいくらか良くなっていた。

帰宅後は、原稿執筆など。

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2010年4月11日 (日)

今こそ日本伝統精神を開顕しよう

今日の日本国の根幹に関わる重大なる事柄で、きわめて危険な動きが起こっております。こうした状況は、終戦直後の戦勝国による日本弱体化のための様々な施策が今日実を結び花開いているのです。まさに有史以来未曾有の危機と言っても過言ではありません。これらの問題の根本的解決は、神話時代(神代)以来の日本國體精神・傳統信仰への回帰以外にありません。言い換えますと、日本國體精神こそが、現代の危機的状況を救済し打開する原理となると確信します。長い歴史において様々な変化や混乱などを経験しつつも国が滅びることなく統一を保ち続けたのは、現御神日本天皇という神聖権威を君主と仰ぐ共同体精神=日本國體精神があったからです。今こそ真の日本國體精神を恢弘すべき時であります。

歴史は繰り返すと言いますが、わが國はこれまでも幾度か国家的危機を経験した。大和時代の唐新羅連合軍侵攻の危機であり、中世における元寇であり、幕末期の欧米列強による外圧の危機であります。そしてわが國はそうした危機的状況を乗り切ってきました。

今日の危機的状況を打開するためには、大化改新・建武の中興・明治維新と同じように、日本的変革の原理たる「天皇中心の國體の明徴化」の理念を基本とした大変革即ち平成維新を断行しなければならないと信じます。

わが國のように建国以来三千年の歴史を有し高度な統合を実現している國家に強大な外敵が出現した場合、民族的一體感・ナショナリズムが沸き起こるのは当然です。

國家的統合を一層強めて國家体制を変革し強化して外敵から自國の独立を守るという精神が明治維新の基本精神でした。それが「尊皇攘夷」の精神です。天皇を尊び、外國の侵略からわが國を守るという精神です。

現代日本は、國民の皇室尊崇の念が薄れつつあり、伝統信仰が顧みられなくなりつつあります。これが今日の國家の弱体化の原因であり、このままでは國家崩壊につながります。 外患に当って、神祭神事を盛んにするのは、わが國の伝統です。

天皇中心の國體を正しく開顕し、天皇を國家の中心に仰いでこそ、日本國の主體性は確立され、外國の侵略を撃退し祖國の独立を維持することができると信じます。

現代においてこそ、祭祀主日本天皇の真姿が開顕されるべきである。今こそ天皇を中心とした國家の回復を目指す皇道大維新運動を繰り広げねばならないと信じます。そのためには、日本の心・伝統精神を正しく学び、継承し、さらに世界に開顕することが大切であります。

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千駄木庵日乗四月十日

午前は、母のお世話。

午後は、諸雑務。

その後、病院に赴き、父に付き添う。少し熱がある。看護師さんの話を聞く。この病院の看護師さんは大変なベテランなので、色々な面で行きとどき、安心である。

帰宅後は、水曜日の「萬葉古代史研究会」の講義の準備。防人の歌である。

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2010年4月10日 (土)

馬英九政権の共産支那すり寄りにどう対処すべきか

産経新聞外信部次長長谷川周人氏の講演で印象に残った話は次の通り。

「二〇〇六年から八年まで台北にいた。陳水扁政権から馬英九政権への政権移動まで取材した。日本に帰任して一年後の去年十一月、エイペック取材で訪台した。中国人の存在感が数だけでなく色々な面で大きくなっていた。シャーウッドホテルも中国人だらけで、バイキングで食事をあさっていた。宋美齢が経営していた中国様式のホテルの円山ホテルは、中国人ビジネスマンだらけ。円山ホテルは民進党創立の出発点だったが、今日中国人に占拠されている。歴史の皮肉。

陳水扁政権下では自由にものが書けた。馬英九政権になって馮寄台駐日代表は外省人と書いたら、ある公的機関から文書による抗議が来た。

中国は台湾がすり寄って来るのを大口を開けて待っている。中国人の高笑いが聞こえてくるようである。上海市長が台湾を初訪問した。初の公的文書の交換が行われた。

アメリカからの武器の購入は民進党政権下で決まっていた。国民党が反対して出来なかっただけ。アメリカは台湾を中国への外交カードとして利用して来た。台湾軍の将校は、『台湾軍のヘリコプターはアメリカの管理下に置かれている。部品の修理も台湾では出来ない』と語っていた。アメリカはF十六も台湾軍が上海攻撃を出来ないようにするため燃料タンクが小さいヤツを売る。台湾がP3Cを持つことによって日米台一体化システムが出来る。

馬英九は『日米安保は大事だ』と言うが、その一方で、『将来的に中国と和平協定を結ぶ』と言っている。連戦は中国に行って、『相互信頼関係に入り、軍事ホットラインを結び、合同軍事訓練を目指す』と言った。中台融和が進めば、政治のサジ加減一つで日本のシーレーンが脅かされる危険あり。台湾の東海域に中国の潜水艦がウヨウヨすれば日本のシーレーンと東アジアの安全はどうなるのか。台湾は中国に対する対抗軸になってほしい。

台湾のメティアに中国が資本参加などで影響力を増している。恫喝しても逆効果だと中国は認識したので、高等戦術で、メディアを支配して台湾の世論を動かそうとしている。

リーマンショックの後、中国は一人勝ちし活力を持った成長をつづけている。ティモシー・ガイトナー米財務長官が二回訪中した。以前は中国がアメリカの機嫌を取っていたが、今は逆。アメリカの国債を持っているのは中国。中国がこれを売ったらアメリカは破綻」。

              ○

台湾が共産支那に擦り寄るのを阻止することは日本の安全にとって緊急の課題である。ところが、日本自体が支那に擦り寄り、朝貢外交・土下座外交を行っているのだから、どうしようもないのである。台湾が共産支那に組み込まれたら、日本は軍事的に大変な危機に陥る。これを食い止めるために最大の努力をしなければならない。そのためには、日本の対支那弱腰外交克服が第一条件である。中華帝国主義に対して、外交的にも軍事的にも毅然として対峙すべきである。

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千駄木庵日乗四月九日

午前は、母のお世話。

午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、『マスコミ総合研究所定例研究会』開催。阿部穆氏が司会。産経新聞外信部次長長谷川周人氏(前台北支局長)が講演。

この後、病院に赴き、父に付き添う。父は眠っていた。

夜は、日暮里にて新聞関係の方と懇談。夜桜を見る。

帰宅後は、『政治文化情報』原稿執筆・脱稿・送付。

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2010年4月 9日 (金)

道義を守ることと法を守ること

今読んでいる鶴見俊輔著『アメリカ哲学』という本に「道徳言語は、『ある行為が良いか悪いか』を云々するが、法律用語は、『ある行為が罰せられるか。罰せられないか』について述べる。」と論じられている。

道徳を守るとは、良心を基準にして、ある行為をして良いか悪いかを考えることである。法律を守るとは、罰せられるか否かを基準にして、ある行為をして良いか悪いかを考えることである。すると、法治国家とは「法によって罰せられるのが怖い国家」ということになる。何ともぎすぎすした国である。

道徳的には悪事であっても、法律によって罰せられることがないという行為は数多くある。また、道徳的には良いことであっても、法律によって罰せられる行為がある。

國を亡ぼすようなことをする勢力や権力者に対する糾弾・直接行動は道徳的には正しいが、法律に違反することは絶対にしてはならないということであれば、してはならないということになる。

これは非常に難しい問題である。憲法学者の三潴信吾先生から、「法律を守ることが絶対的正義ではなく、正義を守るために法律を用いるのである。それが法治ということだ」と教えられた。

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千駄木庵日乗四月八日

午前は、母のお世話。

昼は、知人と懇談。新党の乱立そしてその裏にあるものなどについて話し合った。

午後は、『政治文化情報』の原稿執筆。

夕刻、中学校の後輩と懇談。

帰宅後も原稿執筆。

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2010年4月 8日 (木)

平沼・与謝野新党に思う

平沼新党の党名が「たちあがれ日本」に決まったそうだが、与謝野さんが選挙戦で、体の不調を訴えて座り込んでしまったのを思い出した。園田博之氏は昭和十七年生まれ、藤井孝男氏は昭和十八年生まれ。私よりも年上である。年寄りばかりだという批判があるが、私はそういう批判はおかしいと思う。これから日本は高齢化社会になる。否、すでになっている。高齢者が大いに頑張るのは結構なことではないか。衆参両院議員に定年制を設けるなどというのは間違っている。これからは、高齢者の代表が議会でどんどん頑張る時代である。

ただ問題なのは、何となく小沢一郎の影がちらつくことである。二三日前のこのブログでもそのことは指摘したが、明日発売される『週刊新潮』でもそのことが書かれるようである。与謝野氏は小沢の碁仲間であり、与謝野氏の後見人的存在である読売の最高実力者(名前は度忘れした。あまり好きな人物ではない)も小沢と近いので、そんなことが言われるのであろう。

新党を立ち上げて、民主党政権を打倒するという意気込みに期待したい。

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千駄木庵日乗四月七日

未明『月刊日本』連載の「萬葉集」講義原稿脱稿、送付。

午前は、母のお世話。

午後は、『政治文化情報』の原稿執筆。

この後、病院に赴き父に付き添う。今日はいくらか気分が良いようであった。

帰宅後も、原稿執筆。

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2010年4月 7日 (水)

共産支那における日本国民死刑執行について

共産支那で、麻薬密輸罪で死刑が確定していた赤野光信氏(六五)に対する刑が執行された。日本では考えられない重刑である。まさに量刑不当である。「支那においては人間の命の値段が安い」といわれているが全くその通りと思う。また海外で日本人が処刑されたのは初めてのことだという。鳩山総理は「いかんともしがたい」とか言っていたが、一国の総理としてそんな発言しかできないのは全くおかしい。それが友愛精神なのか。そもそも、赤野さんが本当に麻薬を密輸したかどうかさえ疑わしいのだ。

日本では、去年一年間で死刑を執行された人はたったの七人だった。アメリカは五二人。支那は数千人に上るという。支那政府は正確な数字を全く隠している。また、世界の死刑執行の四分の三は共産支那で行われているという。

支那は、北ベトナム侵略の時、囚人を先頭に立たせて、ベトナムが敷設した地雷を踏ませて進撃した。また支那事変の時に日本軍が支那軍の陣地を攻撃したら、支那軍兵士の足が鎖でつながれていたことが多くあったという。支那の権力者は、人の命などなどなんとも思っていないのである。

鳩山政権は、自国民の命を救おうともしない。元北朝鮮高官・黄長燁氏が来日しても、鳩山総理・岡田外相は北への刺激を恐れて会おうともしない。鳩山政権の外交姿勢はまことに弱腰である。日本も特別立法を行い、支那人の犯罪に対する量刑は日本国民に対してよりも十倍重くするとしたらいいのである。そうしないと、支那人による犯罪がますます増加するばかりである。ましていわんや在日支那人に参政権を与えるなどということはもってのほかである。

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千駄木庵日乗四月六日

午前は、母のお世話。

午後は、東叡山寛永寺参拝。桜花爛漫の谷中霊園散策。徳川慶喜・渋澤栄一・岸本辰雄(明治大学創立者)・阿部正弘(福山藩主。幕府老中首座。黒船来航への対処で苦労した)・横山大観・鳩山一郎・来島恒喜などのお墓を巡る。谷中霊園には、徳川慶喜や渋澤栄一といった体制側の大立者と共に、来島恒喜という烈士が眠っている。

また今日は、寛永寺の職員の方に、徳川御三卿の墓所に案内していただいた。「御三卿」とは、第八代将軍徳川吉宗が将軍の跡継ぎを出すためのいかとして創立させたもの。三家の当主は、公卿の位である従三位に昇り、省の長官()に任ぜられる例であったから「御三卿」と言った。幕府には、天皇の臣下としての自覚があったということである。

この後、病院に赴き父に付き添う。看護師さん・介護士さんがよくやってくれるので有難い。

帰宅後は、『政治文化情報』の原稿執筆。

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2010年4月 6日 (火)

メールが使えません

皆様にお知らせします。

メール機能がしばらくの間使えなくなっております。

小生へのご連絡は、電話・ファックス・手紙でお願いします。

四宮正貴拝

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山本七平氏の天皇論と小沢一郎の悪逆発言

今日、読書カードを整理検索していたら、山本七平氏の次のような主張を見つけた。山元氏は、「ファシズムは、議会制民主主義と裏腹の関係にある。いわば国権の最高機関である国会が、その議決によってある人間に全権を付与したのだから、その人間は合法的に独裁権を持つという論理である。この論理は必ずしも日本では通用しなかった。というのは総理の任命権は天皇にあったからであり、ここで当然に出てくるのは、天皇を動かせばファシスト政権ができるという発想である。」(『昭和天皇の研究』)と論じている。

今日、皇室を冒瀆し、天皇陛下を蔑ろにする発言を行った小沢一郎の独裁体質が批判の的となっている。小沢は「天皇には自由は無い。政府の言ひなりになれ」と言った。これ程の不敬発言はない。しかも、実際に今日唯今の日本政府与党の最高実力者たる人間の発言である。日本天皇の神聖性が、政府中枢に巣食う国賊によって、侵害されているのだ。これ程の事態は明治以来いまだかつてなかったと言って良い。

オバマ米大統領が、天皇陛下に深々と頭を垂れ、共産支那の習近平も天皇陛下に対し奉り一応謹んだ態度をとったのは、日本天皇の神聖なる権威と御稜威をかしこんだからである。日本天皇の「権力・武力」を恐れたからではない。日本國體の素晴らしさは、実にここにある。

しかるに、日本政府と政権与党が、天皇陛下を政治利用して、天皇の神聖性を冒瀆する暴挙を行ったのである。内側から日本國體を破壊せんとする行為であり、何とも許し難い。

天皇を自己の意志のままに動かし奉ろうとし、皇室を冒瀆する政治権力者・小沢一郎が、まさに独裁権力をほしいままにして、日本をおかしな方向に持っていこうとしているのである。小沢一郎を厳しく糾弾しなければならない。

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千駄木庵日乗四月五日

午前は、母のお世話。

午後は、原稿執筆。

この後、病院に赴き、父に付き添う。

午後七時より、白山の本郷青色申告会館会議室にて、「おとなの寺子屋・論語の会」開催。東洋大学共生思想研究センターの野村英登氏(文学博士)が講義。

帰宅後は、『月刊日本連載』の「萬葉集」講義原稿執筆。

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2010年4月 5日 (月)

昨日の講演を聞いて思ったこと

昨日の講演を聞いて思ったことを書く。

清水美和氏が「中華民族は存在しない。孫文の作ったフィクション」と言われたのは全くその通りと思う。共産支那は、口を開けば、「中国は日本に侵略された」と言うが、漢民族国家こそ、モンゴル・ウィグル・チベット・満州・朝鮮・ベトナムなど周辺諸国・諸民族を侵略し支配している。それを  糊塗するために、「中華民族」などという言葉を造り出しのだ。

台湾の台南にある鄭成功廟に参拝した時、鄭成功は「反清復明・滅満興漢の民族英雄」と讃えられていた。「清朝に反対し明朝の復興を目指し、満州族を亡ぼして漢族を興した民族英雄」という意味である。つまり、中華民国政府は、清朝及び満州をよその国・よその民族と思っているのである。それどころか、敵対民族と思っているのだ。わが日本が清朝最後の皇帝を打ち立てて、満州国を建国したことが、「支那への侵略」であろうはずがないのである。

土屋たかゆき氏は、これからどういう方向に進んで行かれるであろうか。平沼・与謝野新党に参画するのであろうか。参院選で東京地方区から出馬すればいいと思うのだが…。土屋氏の理論と情熱はまことに素晴らしい。今後の前進・飛躍を期待したい。

新党を立ち上げるという与謝野氏も平沼氏も、健康問題が心配である。小沢民主党を利する動きにならないようにしてもらいたい。小沢民主党を叩き潰してもらいたい。

維新勢力・民族派・右翼といわれる勢力は、基本的に反権力・反体制の立場に立つ。永遠の維新を目指す。また、選挙戰・言論戦を否定するわけではないが、直接行動を肯定する。どう考えても国のためにならない勢力あるいは権力者に対して、言論や選挙でこれを駆逐することが出来なければ、直接行動もやむを得ないとするのが右翼である。

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千駄木庵日乗四月四日

午前は、母のお世話。

午後は、『政治文化情報』の原稿執筆。菅直人氏の『國體論』の誤謬について書いている。

この後、病院に赴き、父に付き添う。夕方になると、急に冷え込む。花冷えと言うよりも、花寒と言えるほどである。

帰宅後も、原稿執筆。

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2010年4月 4日 (日)

お知らせ

メール機能が使えなくなっておりますので、小生への御連絡は、電話かFAXか手紙でお願いします。

よろしくお願いします。

四宮正貴拝

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清水美和・土屋たかゆき両氏の講演

『アジア問題懇話会』における東京新聞論説副主幹の清水美和氏の講演で印象に残ったことは次の通り。

「金融危機の後の中国は大きく変化している。共産主義支配の矛盾が出て来ている。国営企業が前進し、民営企業が後退している。これを『国進民退』と言う。大規模の不動産投資の主役は国営企業。国営企業は『全人民所有企業』と言う。しかし、不動産登記で巨利を貪り、住宅価格を釣り上げたことに民衆の反発が強まっている。国営企業を経営する共産党幹部は『太子党』が中心で、国営大企業の八割は太子党が経営を握っている。二〇〇〇年のリーマンショックに対し、投資拡大と金利引き下げという大幅な金融緩和を行った。投資の大部分はインフラ建設に流れ込んだため、恩恵を受けたのは基幹産業を支配する国有企業。国有企業を経由して株の市場に流れ込んだ。

軍を中心にナショナリズムが高まって、『アメリカに屈するな』が声高に叫ばれた。アメリカは中国に協力もするが牽制もする。今年三月から、対日姿勢が変化。餃子事件の解明があった。しかし、日本人に死刑執行が行われようとしている。これに対する日本の政府とメディアの対応は鈍い。

わが国の民主党政権は、官僚組織を使いこなせていない。外交も然り。政務三役を中心に外交を行っている。普天間問題が典型。鳩山氏は外務官僚が作ったペーハーを読まない。鳩山氏は、中国や韓国に『これまではアメリカに頼って来た』と発言した。これがアメリカの対日不信の原因となった。『日中を基軸にした東アジア共同体』『日中は歴史的パートナー』『日中米は正三角形』とは具体的にどういうことであり何をするのかが出て来ない。外務省政務三役は、普天間のことで頭が一杯で、対中国外交を考える余裕なし。官僚は、民主党政権が何時まで続くか分からないから、間合いを計りかねている。

中国の軍は国家の軍ではなく。共産党の軍。政府の軍への介入を排した。党の軍事委員会の統帥権を持つ。胡錦濤以外は全て軍人。毛沢東・鄧小平は軍人だったから、権威を持っていた。皇帝に近い存在。

『富国強軍』と言う言葉を使っている。帝国主義に近い動きがある。石油・天然ガスなどの資源を獲得する為に海外進出の衝動が強まっている。アフリカなどで、中国が根こそぎ資源を取り、現地に利益をもたらさないので、反発が強まっている。天安門事件以後、共産主義から愛国主義・民族主義に変化。

『中華民族』というのは、孫文が造ったフィクション。これを共産党は継承した。漢民族・チベット民族・モンゴル民族・ウイグル民族はいるが、中華民族はいない。これが、百年の屈辱を経て、世界の大国になり、うまくマッチしている。中華ルネッサンスが広がっている。日本人はそのことのリスクを考えざるを得ない。」

土屋たかゆき氏の講演で印象に残ったのは次の通り。

「ダッカ事件で『人の命は地球より重い』と言ってテロ犯を釈放した。この時から自民党はおかしくなった。自衛隊を日陰者にして来たのは自民党。今回の平沼新党には愕然とした。平沼新党は第二自民党が出来るだけ。民主党の『革命十三法案』が通ったらこの国の國體は変わる。政治家が言葉を失ったら国は滅びる。

近代において日本が独立を保持し得たのは人間力による。中国は自分で自分の国を滅ぼした。しかしにはたった一回戦争に負けただけで、アメリカの戦略に乗せられてしまった。

日本の商社トップ全員が中国の女性工作員の餌食になった。そして日本の技術と金が中国に持って行かれた。

石原都知事は肝心の時に、中曽根の意見を聞く。今のままでは参院選で民主党が勝つ。小沢の不敬な態度は許せない。『内閣の言う通りに、陛下は行動すべし』などと言うのは許せない。法匪・馬鹿・曲学阿世。そんな男が自分のことを『野戦司令官』などと言っている。私の部屋には三島由紀夫氏の『檄文』が掲げられている。」

         ○

お二人の講演について色々書きたいことがあるが、大分夜も更けたので、後日あらためて書くことにする。ともかくわが国は文字通り『内憂外患交々来る』という状況である。何とかしなければならない。

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千駄木庵日乗四月三日

午前は、母のお世話。

午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、『アジア問題懇話会』開催。東京新聞論説副主幹の清水美和氏が講演。

質疑応答。

乃木神社に参拝。枝垂れ桜が美しかった。結婚式を終えた方々が写真を撮っていた。

午後五時より、乃木神社社務所研修室にて「民族革新会議拡大勉強会」開催。土屋たかゆき都議会議員が講演。

帰宅後は、諸雑務。

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2010年4月 3日 (土)

維新運動・愛国運動と宗教

近代のいわゆる日本主義運動・維新運動の歴史を回顧すると、宗教の影響が大きいというか、宗教思想が維新運動において極めて大きな位置を占めていることがわかる。

維新運動は、神道国学の思想が根幹となっていることは自明である。それと共に、明治以後に勃興していわゆる教派神道の影響も大きい。とりわけ、神政復古・立て替え立て直しを叫んだ大本教は、頭山満・内田良平両先生をはじめとした多くの維新運動者と連携を持った。大本教の出口王仁三郎に、「月の出口は頭山満 神が打ち出す末永世」という歌がある。出口・頭山・内田・末永の四氏の名前を詠み込んだのである。

大本教が徹底的に弾圧されたのは、維新運動との提携を当時の権力が恐れたからというのが定説になっている。

もう一つは、田中智學の日蓮主義も維新運動に大きな影響を及ぼした。石原莞爾・板垣征四郎・北一輝・西田税・井上日召は、みな日蓮主義者と言って良い。日蓮の救済思想が、当時の維新運動者に共感を呼んだのであろう。

戦後の民族運動・維新運動に大きな影響を与えた宗教団体は、何といっても、生長の家であろう。今日、民族運動・真正保守運動を行っている人々に、生長の家の信者はまことに多い。

ところが残念なことに、最近は、谷口雅宣という三代目の指導者が、祖父である谷口雅春先生の遺志を踏みにじり、教えを隠蔽して、愛国運動とは全く異なる路線を歩んでいる。大本教も、維新運動との接点は無くなっている。

日蓮系教団も、維新運動・愛国運動を行う団体は少ない。霊友会や仏所護念会は保守ではあるが、戦前の日蓮主義のような維新運動に対する大きな影響力は持っていない。それどころか、創価学会のように、民族運動の批判の対象になるような教団が最大の組織を誇っている。

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千駄木庵日乗四月二日

午前は、母のお世話。

午後は、原稿執筆の準備。あるテーマについて色々調べている。

その後、病院に赴き、父に付き添う。少し熱がある。

帰宅後も、原稿執筆の準備。

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2010年4月 2日 (金)

今日参拝した寺社について

今日参拝した寺社について書く。

諏方神社(諏訪神社とは書かない)は、元久二年創建。建御名方命(たけみなかたのみこと)をお祀りしている。文安年間に太田道灌神領を寄進。日暮里・谷中の総鎮守。何故この地に諏訪の神が祀られるようになったのであろうか。神域は、昔の鎮守様の面影を残している。桜が八分咲き。日暮里という地名は、もともとは新堀(にっぽり)だったが、日の暮れる里という地名にしたという。今日も昨日もそうだったが、日暮里の高台から見る夕焼けが美しい。

養福寺は、真言宗のお寺。本堂の脇に、少年時代の弘法大師像が立てられている。拝礼。平屋造り朱塗りの仁王門の金字の額は山岡鉄舟が書いた。境内には西山宗因、井原西鶴などが活躍した江戸時代の談林派歴代の句碑かある。何時来ても、美しい境内である。

本行寺は、日蓮宗のお寺。お寺の開基は大田道灌の孫の大田大和守資高で、最初は江戸城内の平河口に建てられたという。宝永六年に現在の場所に移転。大田道灌ゆかりの「道灌物見塚」がある。この辺りは諏訪台という高台になっていて、広く関東平野の東北方面が見渡せる。また、別名道灌山とも云う。道灌の物見台があったらしい。小林一茶・種田山頭火の句碑もある。幕末期の幕府重臣・永井尚志のお墓もある。永井尚志の養子である永井岩之丞の娘・夏子は、官僚平岡定太郎に嫁ぎ、その孫が平岡公威氏すなわち三島由紀夫氏である。永井荷風とも一族になるという。しだれ桜が見事であった。

この辺りは、谷中寺町といわれる。大変な数のお寺がある。きちんと数えたわけではないが、その七割は日蓮宗だと思われる。近くにある同じ日蓮宗の延命院というお寺は、歌舞伎に登場する。破戒僧の劇である。江戸時代、実際にそういう事件があった。このお寺の案内書には、そのことは一切書かれていない。またその隣の経王寺というお寺は、上野戦争で彰義隊士が立て籠もったので、政府軍の弾痕が山門に残っている。

この辺りには、小説家の幸田露伴や片山哲元総理や彫刻家の朝倉文夫、そして落語家の三遊亭小円朝も住んでいた。

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千駄木庵日乗四月一日

午前は、母のお世話。医師の往診があり、付き添う。

午後は、病院に赴き、父に付き添う。

帰途、日暮里の諏方神社・養福寺・本行寺に参拝。

夕刻、地元の後輩と懇談。

帰宅後は、資料の整理など。

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2010年4月 1日 (木)

『反日国家』韓国について

韓国は「反日国家」と言われている。しかし、先日の『金玉均先生墓前祭』の直会でお話しされた韓国の元軍高官の方のように、強い親日意識を持っておられる方もたくさんおられる。

名越二荒之助先生が団長となって、韓国を訪問した時、三・一独立運動事件発祥の地といわれるソウルのパゴダ公園に訪問団全員でバスに乗って行った。バスの横には、『李方子妃殿下墓参団』と書かれた垂れ幕が張ってあったので、一目で日本人の団体と分かる。

パゴダ公園には、三・一独立運動を示すレリーフがあったし、三・一独立宣言記念塔もあった。そして多くの老人たちがベンチなどに座って日向ぼっこをしていた。多数の日本人が公園に入って行ったのだから、何か抗議されるのではないかと思ったら、全く逆で、「日本の皆さんですか。よく来てくれました」と言って歓迎された。握手を求める老人もいた。大変嬉しかったし、面喰ってしまった。

また、何かの問題で、ソウルなどで反日運動が起こり、「喫茶店に日本人は入れてくれない。タクシーも乗せてくれない」などと日本では報道されていた時に訪韓したのだが、喫茶店などで入店を断られることは一切なかった。それどころか、ホテルの玄関の前で、客待ちをしていたタクシー運転手が、日本人のお客を取り合って喧嘩をしていた。私の乗ったタクシーの運転手は、私が南山公園の安重根記念館に赴き、安重根像に拝礼したら、とても感激してくれた。

来日した韓国の作曲家の方の話し合った時、私が「日本の演歌のルーツは、韓国の民謡といわれています」と言ったら、その方は、「とんでもない。韓国の西洋音楽はみんな日本から学んだものです。」と答えた。

ただし、韓国の反日教育は徹底していることはたしかである。釜山の龍頭山公園には、文禄・慶長の役の時、水軍を率いて日本軍と戦った李舜臣将軍の像が日本を睨んで立っていた。そして、三十八度線では、小さな李舜臣将軍の像が北を向いて立っていた。そして李舜臣将軍を祀っている施設(日本の神社のようなもの)には、多くの児童が参拝に来ていた。また、独立記念館は、反日の歴史に関する資料がこれでもかこれでもかというほど展示されていた。独立運動家が日本軍人に拷問されている人形もあった。

戦前の日本統治時代を経験した人々が親日的であり、戦後徹底した反日教育を受けた世代が反日的なのである。日本統治時代を体験した人は、日本人の悪いところも知っているが、反面良いところも知っている。ところが、実際に統治時代を体験していない人は、反日教育による知識しか知らないので、反日感情のみが醸成されるのであろう。これは困ったことである。

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千駄木庵日乗三月三十一日

午前は、母のお世話。

午後は、原稿執筆の準備など。

この後、病院に赴き、父に付き添う。

帰宅後も、原稿執筆の準備など。

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