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2010年3月 5日 (金)

千駄木庵日乗三月四日

午前は、母のお世話。

午後は、広尾の山種美術館にて開催中の『開館祈念特別展Ⅲ 大観と栖鳳―東西の日本画』参観。

「横山大観と竹内栖鳳は、『東の大観、西の栖鳳』と並び称せられ、明治以降の日本画の革新をリードしてきました。…明治、大正、昭和を通じて、東京と京都のそれぞれの伝統の上に立ちながら、日本画の革新に努めた二人の画家の画業を振り返るとともに、その周辺の画家たちの作品も展観します。…同時代を歩み、それぞれ独自の絵画世界を打ち立てながら、常に近代日本画壇の中心的存在であり続けた大観と栖鳳。この二人の作品を軸に東西の作家を加えた、当館所蔵品の選りすぐりの作品を通して、日本画を再発見していただければ幸いです。」(案内書)との趣旨で開催された。

横山大観の「心神」「燕山の巻」「楚水の巻」「作右衛門の家」、竹内栖鳳の「班猫」、小林古径の「清姫」、上村松園の「新蛍」、安田靫彦の出陣の舞」、川端龍子の「鳴門」、村上華岳「裸婦図」などを観る。それぞれその見事さに圧倒された。近代日本画の粋が集められているという感がある。大観の絵は、スケールが大きく、雄渾である。富士山などの絵を見ると魂を揺さぶられる。栖鳳の絵は、描写が繊細で、美しい。動物などはまるで生きているようである。どちらも日本画の最高峰と言って良い。

山種美術館は、規模は大きくはないが。その所蔵している美術品は素晴らしいものが多い。山種証券の創業者・山崎種二氏が設立した。以前は兜町のあったのだが、その後、千代田区三番町に移り、最近広尾に引っ越してき。今回の展覧会は残念なことに図録が販売されていなかった。今回の作品を図録にしたら大変貴重なものになっていたであろう。

その後、病院に赴き、父に付き添う。看護師さんが色々親切にして下さる。

帰宅後は、資料の整理など。

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