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2010年2月 3日 (水)

千駄木庵日乗二月二日

起床して、ベランダに出ると、朝日に照らされる雪が美しかった。清々しい気分で、太陽に拝礼。日の大神への祈りを捧げる。

午前は、母のお世話。

午後二時より、北区にある我が家の菩提寺で執行された『節分会』に父母の代理として参列。参列者全員による読経の後、ご住職が導師となって護摩が焚かれた。そして豆撒きが行われた。

帰宅後は、書状執筆など。

            ○

わが家の菩提寺は、真言宗のお寺である。節分会の法要では、護摩が焚かれる。数人の僧侶が『法華経』の「観世音菩薩普門品」の「偈」を讀誦しつつ、太鼓の音と共に、護摩を焚くと、まことに荘厳な心持ちになる。一種の宗教的エクスタシーを感じる。法要の形態というか様式が完成され、整っている。

僧侶の誦する言葉をよく聞いていると、日本中の神々のお名前が読み上げられ、天神地祇への感謝の言葉が述べられている。真言宗は、日本傳統信仰の特質と融合していると思う。日本仏教の中でも、包容力のある宗派が真言宗であろう。

日蓮宗の法要にも、物故同志の慰霊法要で、年一回必ず参列する機会がある。同じように、完成された形となっている。真言宗とは、開祖も教義も異なるのだから、基本的に性格は違うということなのかもしれないが、参列者にとっては、そう違いはない。同じ『法華経』を讀誦している。

今日は、菩提寺からの帰途、日暮里駅前の蕎麦屋に寄ったが、寒修行の笠をかぶった日蓮宗の坊さんたちが御題目を唱えながら太鼓を敲いて行進していた。なかなか良いものである。今日は、仏様に縁のある一日であった。

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