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2010年1月 4日 (月)

千駄木庵日乗一月三日

午前は、母のお世話。

午後は、六本木のサントリー美術館にて開催中の「清方ノスタルジアー名品でたどる鏑木清方の世界」展参観。案内書によると、「鏑木清方(かぶらききよかた)(18781972)は、明治から昭和という激動の時代にあって、人々の暮らしに残る江戸情緒に美を見出し、近代日本画に独自の画境を開きました。また、清方は伝統的な日本美術に親しみ、自身の作品に反映させています。本展では、清方にとってのノスタルジア―古きよきものへの憧憬―に焦点をあて、清方芸術の魅力を探ります。清方の代表作はもちろん、初公開となる清方作品や清方旧蔵の肉筆浮世絵なども出品されます。」との趣旨で開催された。

初期の作品である「曲亭馬琴」が最も印象に残った。盲目となった「南総八犬伝」の作者・曲亭馬琴が息子の妻に口述筆記をしてもらっているところを描いた絵画で、開いたまま盲目となった馬琴の眼がすごい迫力で描かれていた。

美人画が殆どであるが、どの女性像もいわゆる「おちょぼ口」で、目は「切れ長」であった。清方が、浮世絵の伝統を継承する画家であるからであろう。

鏑木清方は、若い頃、旧本郷区の湯島新花町、本郷龍岡町に住んでいたということで、親しみを覚えた。新花町には、高校時代にあこがれていた女性が住んでいた。生長の家で知り合ったのだが、私は未だにその女性ほどの美人に巡り合ったことはない、というのは少し大げさか。「湯島新花町」「本郷龍岡町」というゆかしい町名も今は無くなってしまった。本当に残念である。

参観を終えると、美術館の前で、神田囃子と獅子舞の実演が行われていた。

この後、病院に赴き、父に付き添う。体をさすりつつ快癒を祈る。

帰宅後は、原稿執筆。

             ○

写真は、ポーズをとってくれた獅子舞と踊っている獅子舞。

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