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2010年1月10日 (日)

習近平引見強要および皇室典範について

今日の大原康夫氏の講話の要旨を記します。ただし、小生のメモによるものでありますので、あくまでも文責は小生にあります。皇室に関わる重大事ですので、この事を特に記させていただきます。

「『一か月ルール』あるいは『三十日ルール』というのは、宮内庁式部官長から外務省儀典長に宛てた、平成七年三月一三日付宮内式発第四〇三号『天皇皇后両陛下謁見の取扱いについて』と題した宮内庁の公文書。平成十六年にも同じ内容の文書が送られた。陛下のご健康に配慮して出された。十二月十日に、首相指示による宮内庁への最後の要請があった。この日は、小沢が胡錦濤と会いハデハデしい写真撮影が行われた日。鳩山氏は政治利用ではないと言うが、中国の無理強いを唯々諾々と受け入れたのは極めて卑屈。新華社発行の『国際先駆導報』は『鳩山は、中国のために、天皇の慣例を破った』と報道した。昭和天皇の中国ご訪問が取り沙汰された時、宇佐美毅宮内庁長官は、宮内庁に大平外相を呼びつけて拒否した。伊勢の神宮の式年遷宮に重なるという理由であった。習近平引見当日の十二月十五日は賢所御神楽の日であった。その日は本来、何の予定も入れないのが慣例。羽毛田長官はこの事を職を賭して主張すべきだった。鳩山は羽毛田長官を罷免することはできないだろう。民主党の皇室観はおかしい。岡田外相は『天皇陛下の国会開会式におけるお言葉の見直し』に言及し、鳩山首相は国立戦没者追悼施設推進の理由として、陛下が靖国神社に参拝されていないことを挙げ、御即位二十年を奉祝するために去年の十一月十二日を臨時の祝日にする法案を小沢が葬り、小沢は訪韓した時、陛下の韓国ご訪問に言及した。今年は韓国併合百年なので、『外国人参政権』を手土産とし、陛下の謝罪していただこうとしている。女系天皇・長子優先は、神武天皇以来の革命的変化。女系天皇導入という危険な冒険をするよりも、臣籍降下した旧皇族の中から適切な方に皇族に復帰して宮家を作っていただくことが良い。」と語った。

『養老継嗣令』『明治皇室典範』についても詳しい話があったが、小生の記憶およびメモに間違いがあると困るので、ここには記さない。

成文法にどのように書かれていようと、神武天皇以来、男系の男子の方によって皇位が継承されてきたのは歴史的事実である。この傳統は極めて重い。従って、その傳統は出来得る限り守られねばならない。しかし、萬々が一、女系の天皇がご即位あそばされるようなことがあっても、皇統断絶、易姓革命・皇室消滅ということはあり得ないと信じている。このことは、これまで繰り返し論じてきた。また、臣下国民が、皇位継承の在り方についても喋喋喃喃議論することには、よほどの慎みが必要である。このことは、大原氏も言っておられた。

民主党政権の皇室に対する姿勢は、全くおかしい。というよりも、あまりにも非礼であり、非道である。皇室を蔑ろにすること甚だしい。とりわけ、小沢一郎の言動は許し難い。

何かの本で読んだが、ある人が宇佐美毅宮内庁長官に、「総理府総務長官が交代しましたが、挨拶に行かれなくて良いのですか」と言ったら、宇佐美氏は「あちらから来られるでしょう」と答えたという。二十年以上長官をつとめた宇佐美氏にはそれだけの権威というか力があったのである。

政治権力からの悪質不当な干渉と政治利用から、天皇皇室をお護りするために、古代以来の伝統に回帰し、宮内庁を内閣から独立せしめ、宮内庁長官を、天皇陛下の直接の臣の地位に戻すべきである。

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