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2010年1月 3日 (日)

皇居参賀で思ったこと

亀井静香国民新党代表は、陛下の御前で「権力の象徴だった江戸城に今もお住まいになるのは、お立場上ふさわしくないのではないか。京都か、(亀井氏の地元の)広島にお住まいになればいい」「明治期に幕府の権力の象徴の跡に入られたことが、その後の歴史で、政治利用みたいな形になってしまった」という暴論を述べた。

今日、皇居に参賀に赴き、天皇・皇后両陛下と皇族方のお姿を拝し、且つ昭和新宮殿の清らかなたたずまいを見て、亀井氏の論がいかに間違っているかを実感した。

たしかに、皇居は、旧江戸城である。しかし、すでに百年以上にわたって、天皇陛下が祭祀と政務を行わせられるところとなっている。「天皇の祭祀」という神聖なる行事が行われている所は、まさに聖地であり、神域なのである。幕府権力の象徴の跡などということはまったく雲散霧消している。神聖にして清浄なる雰囲気に包まれている。

さらに、皇居は、先帝陛下・今上陛下の生きとし生けるものを慈しまれる大御心によって、自然が大切に保存されている美しくも貴い空間なのである。亀井氏は、閣僚を何回も経験し、皇居に参内していて、そのことが実感できないのてあろうか。

畏れ多いことながら、今上陛下の御製を掲げさせていただく。

「生きものの織りなして生くる様見つつ皇居に住みて十五年経ぬ」

亀井氏の論は、皇居を大切にされて来られた歴代天皇の大御心を否定する暴論である。

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