千駄木庵日乗十二月二十九日
午前は、母のお世話。
午後は、病院に赴き、父に付き添う。今の病状そして今後のことについて医師と懇談。また肺炎を起こしたとのことで、来月中旬までは入院加療の必要があるという。父の苦しむ姿を見ると、家族としては、色々疑問や意見もあるが、医師の目も充血し、大変激務であることが察せられる。何とも難しい。
午後五時より、平河町の『月刊日本』編集部にて忘年会開催。多くの同志・執筆者が集う。小沢・亀井両氏に対する批判や糾弾の声が多く聞かれた。新年は、この問題で戦いを進めねばならない。それにしても、政治家の質の低下はまことにひどいものがある。
中村武彦先生の作詩された「日本魂の歌」の一節に、
「鬼畜の輩世に倣り 正しき者は声を呑む
混濁の世に生き抜いて やがては執らん破邪の剣」
とある。力無き私の場合は、恥ずかしながら、「筆剣」である。
帰宅後は、書状執筆。
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