« 千駄木庵日乗十一月一日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月三日 »

2009年11月 3日 (火)

千駄木庵日乗十月二日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後からは在宅して水曜日に行う『萬葉集』講義の準備。

その後、『世界日報』からの依頼原稿執筆。

       ○

先週の土曜日(十月三十一日)にいただいた日本会議の江崎道朗さんからのメールに、大要次のようなことが書かれていた。

「御即位二十年に対して、鳩山民主党政権は、ちぐはぐな対応をしています。評価すべきは、政府主催式典の開催を閣議決定した106日、国民に対して以下のように求めています。

『各府省においては、式典当日国旗を掲揚するとともに、各公署、学校、会社、その他一般においても国旗を掲揚するよう協力方を要望するものとする』

つまり、あれほど学校での国旗『日の丸』掲揚を批判していた日教組や社民党の福島瑞穂大臣を抱えながら、鳩山政権は、御即位二十年にあたって、学校での国旗掲揚を推進することを『閣議決定』したのです。福島大臣も当然、学校での国旗掲揚を認めたことになります。

 関連して各府省でも御即位二十年の記念事業を実施していますが、実は、経済産業省、法務省、警察庁、金融庁も記念事業を実施することを、官邸のホームページで公表しました。

官民挙げて御即位二十年をお祝いするという基本方針を鳩山政権が受け継いだことは、政権交代があっても、皇室を戴く国柄をお守りするという基本姿勢を維持したという点で、大きく評価すべきだと思います。

 ただし、昨年から浮上していた、本年1112日を御即位二十年を記念して臨時に祝日とする法案については、民主党が賛同せず、見送りが決定しました。この臨時祝日法案については、鳩山総理自身は一貫して賛成の立場であったにもかかわらず、日教組出身の議員らの反対をとりまとめることができず、ついに時間切れとなってしまったわけです。全く残念でなりません。」

そして、江崎氏は『産経』の次の記事を引用している。

「旧社会党系議員や日教組系議員を抱える民主党が、8月の総選挙前に国家観や天皇観をめぐる路線対立を表面化させたくないという事情があって、法案は審議に至らずに廃案に。その後も臨時国会冒頭の制定に向けて関係者による調整が図られたが、民主党内で結論は出ず、実務面や日程上、成立は困難と判断した。

 皇室に関連した祝日には、皇太子さまの結婚の儀の平成5年6月9日、即位の礼が行われた平成2年11月12日などがある」

             ○

民主党政権が、皇室・国旗を否定したり軽視したりするような政権であったら、これはもう逆賊政権であり、打倒討滅の対象でしかない。鳩山内閣は、そういう姿勢ではないということであろう。日本国の政府として当たり前のことをしたまでである。

しかし問題は、小沢一郎独裁体制下にあるといわれる民主党そのものである。御即位二十年を記念して臨時に祝日とする法案について、民主党が賛同しなかったということはやはり重大である。小沢一郎はなぜこの問題で独裁権力を振るわなかったのか。彼が「賛成するべきだ」と言ったら、民主党内に反対する者はいなかっただろう。たとえ反対しても小沢が押し潰せばいいだけのことである。しかし彼はそうしなかった。やはり小沢一郎という人物の思想・國體観に問題があるというべきである。大体、小沢が日教組出身の議員に遠慮するようなタマであろうか。民主党が賛成しなかったのは小沢の意志であると考えるほかはない。よく解釈しても、『御即位二十年奉祝』は、小沢にはあまり関心のないことなのだろう。

|

« 千駄木庵日乗十一月一日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月三日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/46658242

この記事へのトラックバック一覧です: 千駄木庵日乗十月二日:

« 千駄木庵日乗十一月一日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月三日 »