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2009年11月23日 (月)

千駄木庵日乗十一月二十二日

午前は母のお世話。

昼は、父の病院に赴き、父に付き添う。

午後は、皇居東御苑の三の丸尚蔵館にて開催中の「御成婚・御即位記念特別展・両陛下-想い出と絆の品々」参観。宮中祭祀の皇后陛下のお途中着(御袿,御切袴,御中啓)、両陛下御手水具を拝観。天皇陛下節折(よおり)の御装束(御小直衣,御袴,御金巾子冠,御挿鞋)は、明日新嘗祭でご使用になられるため展示されていなかった。「晴御膳」等の新年の御膳に関連する品,漆器類。平成二十一年御題「生」の御製,及び御歌 。天皇陛下の御研究の御論文,御直筆のハゼの図 。天皇陛下のお稲作に用いられるお手播き用丸籠,お手植えお手刈り用角籠,御料鎌,粟刈り用穂刈鎌などを拝観。

祭祀と和歌は、天皇統治の根幹である。本日はそれに関わる御品々を拝することができ、まことに有難かった。両陛下御直筆の御製・御歌は、まことに神々しい思いがした。

続いて東御苑にて開催されている「御即位二十年記念装束類特別展」「御即位二十年記念旛類特別展」「御即位二十年記念御料車・儀装馬車特別展」を拝観。御即位関係の儀式に供奉員などが着用した装束類、「即位礼正殿の儀」に使用した旛類、「即位礼正殿の儀」終了後の「祝賀御列の儀」の際に両陛下が使用された旧御料車(ロールス・ロイス)、「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」の際に両陛下が使用された旧御料車(ニッサンプリンス・ロイヤル)、「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」の際に天皇陛下が使用された儀装馬車2号(昭和三十四年両陛下の御成婚の際にも使用された)、「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」の際に皇后陛下が使用された儀装馬車三号などを拝観。みやびの世界の美しさを拝した。

平川門より退出。

午後六時より、新宿に手『阿形充規氏の古希を祝う会』開催。多数の同志が参集。阿形氏は、人格識見共に同志から尊敬され、信頼されている民族運動活動家であられる。小生もいろいろとお世話になり、ご指導をいただいている。

帰宅後は、諸雑務。

          ○

天皇は、神の御心のままに國を治められると共に、臣下・民の心を良くお知りになり、お聞きになって、この國を統治あそばされる。そして、天皇と民の心をつなぐものが「やまとうた」=和歌である。天皇は御製によってその御心を民に示したまひ、民もまた歌を捧げることによって民の心を天皇にお知りいただくのである。その傳統は、毎年行はれる「新年歌會始」に継承されてゐる。

天皇統治とやまとうたは切り離し難く一体である。君民一体の國柄は和歌によって保たれてきた。神代の昔より、今日に至るまで、高下貴賎の区別なく継承されて歌はれて来た文藝が和歌である。かかる優雅にして清らかなる君民一体の國柄は他の國には見られない。

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