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2009年10月11日 (日)

千駄木庵日乗十月十日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は資料の整理など。

午後六時より、『憲法懇話会』が開催されると思って神田学士会館に赴いたのだが、何と来週の土曜日であった。メールで来た開催通知を読み間違えたようである。これは老化現象であろうかと、少し嫌な気分になる。最近は、鍵やメガネや財布を部屋の中の何処かに置き忘れて、探し回ることもある。出かける直前にこういうことがあるので、余計焦ってしまう。

そこで一首。

「部屋の中に 眼鏡置き忘れ 探し回る かかることをぞ 老いといふのか」

千駄木に帰ると、何やら賑やかである。隣町の谷中で『谷中まつり』というのが行われていた。祖父の代からのお付き合いの魚屋さんがやっている和食店で他のお客さんと共に見物。

帰宅後も資料の整理。

         ○

神田の書店で雑誌をたくさん買い込んできた。『中央公論』『WiLL』『新潮45』『文藝春秋』の四冊だが、どれも、民主党政権及び小沢一郎・鳩山由紀夫について特集している。石原慎太郎氏・森田実氏・野中広務氏・立花隆氏の「小沢批判」、矢野絢也氏の「創価学会への国税調査についての考察」などなかなか面白そうな記事ばかりである。ゆっくり読んでみたい。

共産支那訪問中の鳩山総理は、東シナ海のガス田問題で、温家宝首相に「共同開発し東シナ海を『友愛の海』にしていこう」と呼びかけると、温首相は「基本的には賛成だが、国民感情の問題がある」と応じたという。

「友愛」という言葉は美しいが、厳しい東アジア情勢の中で、簡単にそれが実現することはない。温家宝の言う「国民感情」とは、日本の領土や資源を自分のものにしたいという「国民感情」であろう。共産支那の対外膨張政策が「友愛」などという言葉で変化するはずはない。

主権・領土・安全そして国家の尊厳性を守るためには、強固な防衛意識、愛国心が絶対に必要である。国家的危機に際して燃え上がる強固な愛国心、国家防衛意識を英語で『ナショナリズム』と言うのである。

ところが。石破茂氏は、『中央公論』の論文と、『文藝春秋』の座談会で、「偏狭なナショナリズムに陥ってはならない」とか、「保守政党とはナジョナリズムの政党ではない」とか「愛国心とは声高に訴えるものではない」とか言っている。我が国の歴史を回顧すれば、強固な愛国心、ナジョナリズムの興起によって、外国からの侵略を防ぎ、独立を維持してきたことは厳然たる事実である。

北朝鮮や共産支那が核兵器をわが国に向け、軍事的恫喝を加え、我が国の主権を侵害し続けている今日、やはり愛国心・ナショナリズムを興起せしめねばならない。それが健全な国家の姿である。相手国がわが国を恫喝し主権を侵害するということがなくなった後に、「友愛」というものが成立するのである。

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