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2009年10月10日 (土)

千駄木庵日乗十月九日

未明、父の容態が落ち着かず、枕元に付き添う。体調はいつもと変わらないのだが、精神的に不安定になり、母を困らせる。

午前は、父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後からは、『政治文化情報』の原稿執筆。夜に脱稿・送付。

          ○

明日十日に北京で開かれる日中韓首脳会議で採択される共同声明の原案が明らかになった。鳩山政権が目指す「東アジア共同体」をめぐって、三カ国が発展に向けて協力を進めてきたとの共通認識を示し、今後は「相互尊重、平等、共益、開放性、透明性、多様な文化に対する尊重」を協力の基礎と原則にするという。

 近隣諸国との友好・友愛は一応結構である。しかし、鳩山総理の目指す「東アジア共同体」なるものには甚だ大きな危惧を抱く。中國は、一党独裁の専制國家であり、アジア最大の軍事大國であり、侵略国家である。そのような国と、同じ通貨を使い、集団安全保障体制を構築する「共同体」を形成するなどというのは、わが國を中國の支配下に組み入れてしまう危険があるばかりでなく、中國のアジアにおける軍事的政治的覇権確立に協力することとなる。まさに、日本・韓国をはじめとしたアジア各国が、中華帝国の「冊封体制」に組み込まれる危険がある。

鳩山総理が真剣に「東アジア共同体」実現を望むのなら、その大前提として、共産支那・北朝鮮に核兵器廃絶を強く要求すべきである。日本に対して核兵器を向けている国と共同体を形成できるわけがない。

「相互尊重、平等、共益、開放性、透明性、多様な文化に対する尊重」を本当に望むのなら、『中華帝国主義』のチベット侵略支配を中止せしめ、共産支那軍のチベットからの撤退を実行させるべきである。さらに、共産支那の台湾への軍事的恫喝と侵略策謀を中止せしめるべきである。チベットと台湾の中華帝国主義からの完全独立なくして、『東アジア共同体』の構築などあり得ない。

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