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2009年8月 4日 (火)

千駄木庵日乗八月三日

午前は、母のお世話。

昼は、知人と懇談。総選挙のことが話題となった。その知人は、「民主党政権になったら取り返しのつかないことになる」と語っておられた。

午後は、書状執筆。その後、父が入院している病院に赴く。

午後七時より、千駄木の養源寺にて、「おとなの寺子屋・論語の会」開催。東洋大学共生思想研究センターの野村英登氏(文学博士)が講義。次のように語った。

「中国の古典は、原典がそのまま伝わっているわけではない。一番古いものでも約一千年前の宋の時代の本しか残っていない。唐の時代と宋の時代との間に、物凄い変革があった。老子は本当にいたかどうか分からない。司馬遷の時代にすでに伝説上の人になっていた。しかし、『論語』も『老子』も千年以上読み継がれてきたことは確か。老子は中国の民族宗教である道教の神になった。また『老子胡化説』と言って、老子が中国を見捨ててインドに行き、インドでの最初の弟子が釈迦だという説である。

儒教は『有言・有為』、老子は『不言・無為』。一番良い生き方は水のように生きること。『我が、我が』とは言わない。中国における理想的な統治者は『不言・無為』。広大な国土を統治するとき、苦しくなったらこの考え方が用いられる。老子の思想は仙人になるための思想。養生思想の根本的思想になった。世の中のために心を煩わせないことが大事という考え。長生きして健康に生きるには受け身が一番いいという考え。」と語った。

この後、出席者と懇談。

         

支那の古典の思想は、時の場合によって色々使い分けができる思想である。孔子の『有言・有為』と老子の『不言・無為』も、時と場合によって都合よく使い分けができる。『春秋公羊伝』には「君子危うきに近寄らず」とあり、『論語』には「義を見てせざるは勇無きなり」とある。全く逆のことを説いている。また、支那の権力者は、権力維持のためなら、孔子や老子の思想などは全く顧みることなく、民衆を弾圧し、殺戮することは歴史を見れば明らかである。

            ○

民主党・社民党連立政権誕生が現実のものとなりつつある今日、危機感を訴えるメールが小生のところにも数多く寄せられるようになっている。今日来たメールの一部を紹介する。

「民主党が政権を奪取したら、これは革命ですから、批判をすべて封じ込めるため、まず『偽装人権擁護法』を強行してきます。そのあとは、ゆっくり外国人参政権、重国籍を通し、1,000万人移民を推進して日本解体が完了します。これは逆差別社会の到来です。これを杞憂と思いたいのですが、すでに外国勢力にコントロールされているマスコミ報道を見ていると、決して思い過ごしでもないようです。現在の国会は、国家観の根幹に関わる重要法案が、都議選で一議席も取れなかった社民党の政策が推進されているのです。小生は、総選挙後の最悪のことも想定して準備しますので、その時は、皆様方の御協力をお願いします。これから、投票までの1ヶ月間、民主党に対しては、安全保障問題のブレを中心に攻撃するのが一番有効かと存じます。」

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