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2009年7月21日 (火)

千駄木庵日乗七月二十日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は水曜日の「萬葉会」における講義の準備など。

午後四時より、千駄木の養源寺にて、「おとなの寺子屋・論語の会」開催。東洋大学共生思想研究センターの野村英登氏(文学博士)が講義。次のように語った。

「儒教と並ぶ大きな思想の潮流が道家・道教。儒教・道教の『教』とは偉い人の教という意味。『宗教』とは異なる。儒・佛・道が中国の思想の大きな三極。仏教は後漢時代以後に入って来た。根っこの部分で道教と儒教には対立関係はない。道教は『聖』に属し、儒教は『俗』に属する。誰かを美しいと言った瞬間、美しくない人を作ってしまう。儒教は体制の中に取り込まれて形骸化してしまう。そこで本当に大切なものは何かを考えようということで、道教が生まれた。

老子は『道』が大切と言い、孔子は『仁』が大切だと言った。いかに生きるべきかの問題。『仁』とは優しさ。孔子は本当の意味で『仁』を体現できる人はいないと思っていた。しかし、たった一日ぐらいなら、『仁』を実行できる人はいるだろうと考えていた。厳しい現実認識と、人間への信頼が孔子にはあった。自民党政治・官僚政治とはまさにそれ。白黒はあるがグレーでバランスをとる。孔子の考え方と似ている。

孔子の考え方で必ずうまくいくとは言えない。腐敗が起る。二大政党で全てが解決するというのも間違え。二大政党制の民主国家は米英のみ。意見調整して白黒の決着をつけない国が欧州に多い。可不可ではなく、その間にあるものを探しなさいということ。これは、性善説を前提とするシステム。官僚腐敗・制度疲労を起こす。しかし、性悪説を前提とするシステム、白黒、可不可の決着をつけるシステムは、人間にとってしんどい。一人一人が出来る範囲のことをやれば、トータルとして良くなるというのが儒教の考え方。」と語った。

この後、近くの飲食店にて暑気払い。

帰宅後も、萬葉集講義の準備。

           ○

私は何が何でも政権交代に反対しているわけではない。しかし民主党内の小沢一郎一派と旧社会党勢力が権力を掌握することは絶対に反対である。小沢一派は、改革を標榜し、正義の味方面をしているが、その実態は旧態依然たる利権政治集団なのだ。土建屋やマルチ商法と結託している偽善者・悪党共なのだ。旧社会党勢力は言うまでもなく、戦後日本を悪くしてきた元凶である。

今日の「朝日新聞」によると、小沢一郎は、「国替え」をしない理由として、「将来公明党と連携する可能性がある」言ったという。この一事を以てしても小沢一郎が悪党であるかが分かる。石井一や平野貞夫などの小沢一郎の子分たちの公明党・創価学会攻撃、自公連立批判は、わが国の「信教の自由」を守るためではないのである。自民党と連立を組んでいるから攻撃するということなのだ。そもそも創価学会目公明党を政権与党に最初に引き込んだのは、小沢一郎である。

私は、民主党がたとえ勝っても単独過半数に達しないで、政界再編が起こると思っていたが、今の情勢では、民主党が単独過半数をとる可能性が高い。そうなると四年間は解散を行われず、民主党政治が続く。公明党創価学会も小沢に靡く可能性が高い。つまり、小沢金権腐敗政治・旧社会党・創価学会が日本国を牛耳ることになる。保守・民族派内にもある「一度民主党にやらせてみたらどうか」という考え方がいかに危険かは火を見るよりも明らかである。

しかし、民主党内部の正義の士がいる。土屋敬之都議会議員から届いたメールを転載させていただく。

「我が民主党の鳩山代表が、沖縄で、民主単独ではない場合、国民新党、社民党と政権を担うと発言した。
国民新党は別にして、「あの」社会党の残党「社民党」と何故、連立を組まなければならないのか。
社会党と言えば、成田闘争を思い出す。安保条約にも反対、自衛隊も違憲。「自衛隊は人殺し」と叫ぶ。原子力発電所にも反対。国旗、国歌にはもちろん反対。昭和陛下崩御の際の式典にも冷ややかな態度。
侵略戦争史観。偏向教育を扇動。

単なる数あわせで連立を組むとするのなら、「国益に反してこんな階級政党と組むのか」「民主党も同じ考えか」「党利党略だ」と批判が来るのは当然。

そもそも、輿石東参議院議員会長などは、出身の日教組大会に出席。「教員の政治的中立はありえない」とついに「本音」を吐いた。明らかに法規に反した発言であるし、今までの日教組を中心とする偏向教育を認めた発言と認識出来る。私は早速、「悪辣な発言」と抗議電報を打電した。

政権が目前になって、衣の下から鎧とはこのことだ。社民党は「拉致はなかった」といい続けた政党だ。北朝鮮労働党とは「友党」
そう言えば、鳩山代表の背広の胸から、拉致の記章が消えている。何故か?

私は、知事に誤りがあれば指摘をする。同時に、同じ党であっても、間違いは間違い。こんな政権を国民の誰も望んでいない。

卒業式での国歌の斉唱も出来なくなる。

今、大切なのは、国家を機軸とした「平成維新」構想だ。それを、この国を否定するネットを含めた「左翼反動」とは推進出来ない。

政権交代と言う、四文字熟語は誰が考えたかアピールはする。しかし、選挙はビールの宣伝合戦ではない。
政策で戦う民主党ではなかったのか?
市民が主役の政党ではなかったのか?

であるなら、社民党の本当の考え方、ネットの家族崩壊の造語、ジェンダーフリーが各地で問題になり、週刊誌まで取り上げ、都議会でも問題化し、このうような思想は排除されるに至った経緯をつまびらかに「市民」に明らかにして欲しい。

多くの市民は、その実態を知らない。
だから、四文字熟語を真実と信じてしまう。

ところが、そのグループには天皇制を否定し、偏向教育を推進すべしと言う議員がいて、更に連携相手は、若者風に表現すれば「トンデモ政党」であるなんてほとんどの有権者は知らない。

党幹部に訴える。国民をごまかしていいものか。党利党略と国益どちらが大切か?

革命は静かにやって来る。」

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