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2009年7月26日 (日)

千駄木庵日乗一月二十五日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、皇居東御苑にある三の丸尚蔵館にて開催中の「御成婚五十年・御即位20年記念特別展「両陛下-想い出と絆の品々」を拝観。

この展覧会は、「この春,天皇皇后両陛下は,御成婚五十年の記念すべき日を迎えられました。さらに今年は天皇陛下御即位二十年のお祝いの年にも当たります。この二重のお慶びに際し,当館では,常に国や人々に心を寄せて歩まれてきた両陛下の御様子を,テーマごとに5期にわたって御紹介します。」(案内書)との趣旨で開催された。今日は第一期が開催中で、日本国民が歓喜に沸く中で昭和三十四年四月十日に行われた両陛下の御成婚をテーマしている。

御成婚の時の「朝見の儀」「供膳の儀」の御膳、両陛下の御幼少の頃のお写真やご使用になった教科書、天皇陛下お着袴の御服、香淳皇后さまがお祝いに描かれた「白樺と浅間山」と題する絵画、御成婚記念ボンボニエール(フランス語でキャンディーなどの砂糖菓子を入れる小箱のこと)、オランダ女王・デンマーク国王・アメリカ大統領・ソ連最高会議議長など各国元首から贈られたお祝いの品などが展示されていた。

日本国の君主であらせられ、祭祀主であらせられる天皇陛下そして皇室のご存在があってこそ、日本国は安定と平和が保たれるのである。今日の日本は醜い権力闘争が繰り広げられている。夢も希望もない亡国の淵に立たされているかの如き状況である。しかし、本日、皇居に行かせていただき、日本の傳統の体現者であらせられる天皇・皇室に関わる優美なる品々を拝見し、心洗われる思いがした。天皇・皇室がおわします限り日本国は安泰であると実感した。

尚蔵館隣の売店にて、この特別展の目録を購入した。この売店に働く方々は、とても親切で礼儀正しい。

天皇を君主・祭祀主と仰ぐ日本國體の永遠の隆昌を祈念し、大手門より皇居を辞した。

そこで一句。

「炎天下 皇居の森の 風涼し」

夕刻、地元の方々と懇談。

帰宅後、資料の整理。

            ○

ソ連のヴロシーロフ最高会議議長からのお祝いの品が展示されているのを見て、宮内庁総務課長をしておられた大野健雄先生がその著書で、「昭和天皇がソ連の最高会議議長に祝電を送られたことについて、赤尾敏氏が抗議に来た時、『ソ連からも皇室の慶事がある時は祝電が来るので、その返礼です』と説明したら、納得してくれた。」と書かれていたのを思い出した。大野先生にも、赤尾先生にも、お目にかかり、ご指導をいただいたこともある。

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