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2009年6月25日 (木)

千駄木庵日乗六月二十四日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は土曜日の「憲法懇話会」における研究発表の準備。憲法学者でもないのに研究発表とは大変おこがましい次第ですが、『記紀萬葉』に語られ歌われた日本國體精神と「憲法」の國體条項についてこれまで勉強して来た事を、三潴信吾先生の國體論・憲法論と関連付けて、話させていただくつもりであります。「憲法懇話会」とは、三潴信吾先生を中心に憲法を勉強する会として発足しましたが、三潴先生ご逝去後もずっと続けられてきております。憲法について門外漢に私にとって大変勉強になる会合です。

午後六時半より、駒込地域文化創造館にて「萬葉古代史研究会」開催。小生が、大伴家持の歌を講義。この会合も、二十数年続けられています。全二十巻の『萬葉集』の主な歌を講義してきました。月一回の講義ですが、もうすでに三回繰り返しております。

今日は、大友家持の「陸奥国より金を出だせる詔書をことほぐ歌」という長歌並びに反歌を講義しました。奈良の大仏様を造営するのに必要な黄金が今の仙台の近くで掘り出されたことを喜ばれた、聖武天皇の「詔書」に対し奉る家持のお祝いの歌です。天皇の神聖性、わが国の傳統信仰と外来信仰との関係などについて極めて重要なことが歌われている歌であります。 

この長歌の一節「海行かば 水漬く屍 山行かば 草むす屍大君の 辺にこそ死なめ かへり見はせじ」は、今日においても、鎮魂歌として多くの人々に歌われております。

「記紀萬葉」には、日本國體・日本の傳統精神の結晶であります。何事を行うにも、何事を論じるにも、「記紀萬葉」に回帰することが最も大切であると信じます。

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