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2009年6月23日 (火)

千駄木庵日乗六月二十二日

午前父の容態に変化があり、病院に付き添って行く。医師の診察と治療を受け、小康を取り戻したので帰宅。

午後は諸雑務。

夕刻、台湾問題の専門家と懇談。

帰宅後は、水曜日の「萬葉集」講義の準備。

          ○

台湾の与野党対立は、異なる帰属意識を持つ勢力の対立である。即ち、台湾人と支那人の対立である。それだけ深刻である。しかし、一応民主化が達成され、選挙で台湾の民意を示されるようになったにもかかわらず、国民党が政権に復帰してしまった。台湾人意識を持つ人々も、大陸から来た外来政党たる国民党及び馬英九を支持した人が多かったということである。

この原因は一体どこにあるのか。台湾人が支那の軍事的圧迫を恐れたこと、支那の経済的台湾囲い込み策が成功したこと、陳水扁の失政などが挙げられている。台湾人は、自らの政権を自らが倒したともいえる。そして支那人の政権を回復させた。

これから蒋介石時代のような一党独裁の特務強権政治が復活することはないと言われる。しかし、メディア・教育界・警察司法機関を、支那人が牛耳っている以上、極めて巧妙に事実上の国民党一党独裁政治が復活する恐れは十分にある。否、復活しつつある。

今日話し合った台湾問題の専門家の方は、台湾人は色々な考えを持つ人がいて、なかなか一致団結することがない、と語っておられた。また陳水扁前総統の汚職問題は、台湾の政治家ならだれでもやっていることを、摘発されたにすぎない、とも言っておられた。そして、今や、李登輝元総統に対しても、逮捕されるぞという脅しの電話がかかるという。

韓国は権力を喪失した元国家元首が逮捕されたり、自殺したりするのは当たり前の國である。台湾もそうなりつつあるということか。そもそも儒教の易姓革命思想は、権力を失ったということは天命がなくなったということであるから、権力を失った人を「賊」として討つことは正義であるという思想である。韓国は「小中華」と称する儒教国家である。台湾も戦後半世紀国民党政権下にあったため「中華思想・儒教の易姓革命思想」に毒されてきたというべきであろう。

私は、近隣諸国とやらの悲しい現実、悲惨な姿を見るにつけ、祖国日本が軍事的・政治的にはもちろん、文化的・思想的にも、何としても独立を保持して行くべきと考える。共産支那へ誤れる贖罪意識や親近感はこれを徹底的に払拭し打ち捨てねばならない。

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