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2009年6月26日 (金)

千駄木庵日乗六月二十五日

午前は、医師の往診があり、父母に付き添う。その後、訪問看護師と共に父母のお世話。

昼は、知人と懇談。鈴木宗男氏と櫻井よしこさんとの論争など、最近の状況について意見交換。

午後からは、土曜日の「憲法懇話会」における研究発表の準備。

          ○

街を歩くと、「幸福実現党」のポスターが目につく。相当な資金力である。

「北朝鮮の核ミサイル問題、景気低迷という大きな岐路に差しかかっている日本。この状況の中、政府自民党は外交的になすすべなく、しかも、景気を冷ます増税路線を打ち出しています。かたや、民主党は、北朝鮮を増長させるだけの『友愛外交』を主張し、経済に関しても将来の増税が避けられないバラマキ政策を打ち出しています。この不毛な自民・民主による二大政党制を終わらせて、この国と国民の未来を全力で守りたい。だからこそ、幸福実現党は、第一党を目指します。」

と主張している。これだけを読むとなかなか説得力がある。ところが、「幸福実現党創立者大川隆法『新日本国憲法試案』」なるものにはとんでもないことが書いてある。

第三条 行政は、国民投票による大統領制により執行される。大統領の選出法及び任期は、法律によってこれを定める。」

「第四条 大統領は国家の元首であり、国家防衛の最高責任者でもある。大統領は大臣を任免できる。」

第十四条 天皇制その他の文化的伝統は尊重する。しかし、その権能、及び内容は、行政、立法、司法の三権の独立をそこなわない範囲で、法律でこれを定める。」

天皇を君主と仰ぐ日本國體を否定するハチャメチャな憲法試案である。今まで色々な宗教団体が政治団体をつくり選挙戦にのぞんできたが、「國體否定」の憲法試案を堂々と掲げたのは、「幸福の科学」が初めてである。大川隆法の正体見たりと言った感じである。池田大作氏を絶対視する公明党・創価学会ですらこんな憲法試案は出していない。

こんな政党が今度の総選挙で当選者を出す可能性は皆無に近い。まともに相手にすべきではないのかもしれない。また、こんな憲法試案を持つ政党に保守支持の人々が票を入れるはずがない。そういう意味では自民党はやや安心したであろう。

しかし、天皇を君主と仰ぐ國體を何よりも大切に考えている真正保守・維新の立場に立つ我々にとって、日本國體破壊を目指す宗教政党が出現したことはやはり問題である。今後の動向を注視したい。

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