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2009年6月20日 (土)

千駄木庵日乗六月十九日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

千代田区三番町の山種美術館にて開催中の「没後六〇年記念 上村松園美人画の粋」展参観。

「今年は松園没後60年の節目にあたります。『東の鏑木清方、西の上村松園』と並び称され、美人画の巨匠として、また、女流画家の草分け的存在として、松園は大きな功績を残しました。本展では当館所蔵作品を通して松園の画業を振り返るとともに、清方や伊東深水が描いた美人画、そして近現代日本画・洋画の個性豊かな美人たち、また喜多川歌麿や鈴木春信などの浮世絵もあわせて、およそ50点をご紹介いたします。」(案内書)との趣旨で開催された。

上村松園の「砧」「新蛍」「牡丹雪」「春芳」「つれづれ」など、
鏑木清方の「伽羅」、奥村土牛の「舞妓」、小倉遊亀の「舞う(舞妓)」、伊東深水の「婦人像」、石本正の「のれん」、
鈴木春信の喜多川歌麿の浮世絵などを鑑賞。

上村松園の美人画はまことに素晴らしい。そもそも私は美人が好きなのである。生きている美人をあまりしげしげと眺めていると怪しまれるが、美人画はいくら眺めていてもそういうことはない。冗談はともかく、日本女性の美しさの粋を描き、永遠の命を与えているのが上村松園の絵であると思う。「序の舞」というのが代表作であるが、今日鑑賞した中では、「牡丹雪」が良かった。伊藤深水の美人画も素晴らしいが、上村松園の作品と並んでいるのを見ると、やはり松園の方が良い。また女性だけでなく、着ている衣装もまことに美しく描かれている。松園の絵を見ていると、本当に心が安らぐ思いがする。

杉山寧の「少女Y」という作品も展示されていた。これは、令嬢の瑤子さんすなわち三島由紀夫氏夫人をモデルにした絵である。

山種美術館は、私の母校二松学舎の斜め前にあり、靖国神社にも近い。規模は小さいが、なかなか名品を展示するのでよく訪れる。しかし、近々広尾に移転してしまう。これが、最後の展覧会となる。

帰宅後は、「政治文化情報」の発送準備。

            ○

小沢一郎民主党代表代行側への違法献金事件の公判で、小沢氏側と西松の癒着構造を浮かび上がった。「一点の疑惑もない」などと言っていた小沢氏は、すみやかに、疑惑を晴らすべきである。鳩山代表も「天の声を聞いたことがないからわからない」などとふざけたことを言わないで、党としての説明責任を果たすべきである。自分たちの都合の悪いことは「国策捜査だ」などと息巻いても駄目である。

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