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2009年5月 2日 (土)

千駄木庵日乗五月一日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後からは在宅して、溜まった資料の整理。整理しつつ読んでしまうのでなかなかはかどらない。

夕刻、地元の方と、おいしいコロッケを食べならがら一献。祭礼・神輿のことなどが話題となる。我が家は根津神社(御祭神は須佐之男命)の氏子である。北側の隣町の本駒込の鎮守の神様は天祖神社(御祭神は天照大御神)。東側の隣町の谷中は諏方神社(御祭神は建御名方命)である。皆それぞれ由緒のある神社であり、祭礼も盛んである。千駄木・根津・谷中・駒込の鎮守の神様は、わが国の神々の中でも御稜威いやちこな神々であられる。初夏から秋にかけては祭りの季節である。私はかつがないが、幼い時からの友人・知人には、神輿をかつぐのが何より好きという人が多い。

帰宅後も、資料の整理。

         ○

「諸君」六月号が今日届いた。今号が最終号である。真正保守の立場の論陣を張ってきた雑誌であり本当に残念である。私が大学を卒業して、二松学舎大学の図書館に勤務するようになった昭和四十四年の夏に創刊されたことをはっきりと覚えている。翌年の、三島由紀夫氏らによる「楯の会事件」に関する記事をむさぼり読んだを昨日のことのように覚えている。以来、毎号購読して来た。しかし、実を言うと、最近は毎号買ってはいたが、熟読するということはなくなっていた。それだけマンネリ化していたのであろうか。

「諸君」の廃刊と共に残念なのは、「週刊新潮」のあきれ返った虚報事件である。日本を代表する出版社が出している日本を代表する週刊誌が、このような体質になり下がっていたというのは、大問題である。

今の言論界、メディアは本当に末期的様相を示しているのではないか。出版社・新聞社・テレビ局の営利企業であるから、利潤を追求するのは理解する。しかし、それが度を超して、営利のために「言論機関」としての最低の矜持まで忘却してしまうのは許されない。最低限の事実報道だけのニュースおよび天気予報以外のテレビ放送を三年間止めれば日本は物凄く良くなると言いたくなるくらいである。

ある有名雑誌の編集者が「インターネットの普及などで雑誌という媒体が滅びる可能性がある」と言っていた。そういう状況だからこそ、言論機関としての本来の姿勢に回帰すべきである。

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