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2009年5月21日 (木)

千駄木庵日乗五月二十日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後一時半より、三田にて行われた会合に出席。スピーチ。

終了後、丸の内の出光美術館にて開催中の『日本の美・発見水墨画の輝き ―雪舟・等伯から鉄斎まで―』参観。

「日本で水墨山水画が本格的に描かれ始めた応永年間(13941428)を出発点とし、日本の水墨画に大きな影響をおよぼした牧谿、玉澗らの中国水墨画も交えて、室町時代の水墨画を展観します。そして日本の水墨画表現が大きく飛躍した桃山時代の巨匠・長谷川等伯の屏風絵や、個性豊かな画家たちがさまざまな表現を試みた江戸時代の狩野派、琳派、文人画、さらには近代水墨画の富岡鉄斎の作品まで、出光コレクションによって日本水墨画の多彩な世界をご覧いただきます。」(案内書)との趣旨で開催された。

水墨画は鎌倉時代に禅宗と共に支那から伝わったという。モノクロの世界であるが、それだけに何となく落ち着いた雰囲気の作品が多かった。

岳翁蔵丘(がくおうぞうきゅう)の「武陵桃源・李白観瀑図」、長谷川等伯の「竹虎図屏風」、傳俵屋宗達の「龍虎図」、田能村竹田画・頼山陽賛の「東山図」、富岡鉄斎の「溪山図」などが良い作品だと思った。

山水画が多かったが、人物像も多い。布袋様を描いた漫画のような人物像があった。他の文化・藝術と同じように、支那から伝わった水墨画が日本に於いてより洗練され見事なものになっている。

田能村竹田画・頼山陽賛の「東山図」を見て、一昨年の正月、京都を訪れた時、鴨川の畔の頼山陽の住んでいた家「山紫水明處」の近くの会場で、国枝克一郎京都市議の肝煎りで小生の講演会を開いて頂いたのを思い出した。その會場から眺められる鴨川杜と東山が美しかった。文字通り「山紫水明」であった。

夕刻、湯島にて、地元の先輩と懇談。この先輩は湯島で長く商いをされている家の当主なので、古き良き時代の事をよく知っておられる。この週末に行われる湯島天満宮の祭礼のこと、江戸時代から神田川沿いに酒蔵や倉庫が多くあり、今日もその名残が残っていることなど、色々な話をうかがった。

           ○

今日出席した会合で、蜷川正大兄が、「歴史は繰り返す。日米協調・経済優先の体制を作った吉田茂氏の孫の麻生太郎氏と、自主憲法制定を主張した鳩山一郎氏の孫の鳩山由紀夫氏が、政権の争奪戦を行おうとしている」という意味の事を語った。なるほどと思った。鳩山由紀夫氏は、祖父の政治思想を正しく継承し、民主党左派・社民・共産の言うことを聞かないでもらいたい。

またある同志が鳩山由紀夫氏の事を「在日宇宙人」と言ったのには思わず吹き出してしまった。「在日宇宙人」と言われるだけに、鳩山氏が永住外国人への地方参政権付与に積極姿勢を貫いていることは懸念材料だ。4月にはインターネットの動画サイトに出演し、「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」との売国発言をしたという。では日本人以外の所有者は誰なのか。祖父の面汚しにならぬように願いたい。

ある人から、鳩山由紀夫氏は、ついこの間更迭された内閣官房副長官に負けず劣らずあるいはそれ以上に「女性好き」であるという事を聞いた。男性は誰でも女性は好きである。(もちろん例外はある)また、政治家にはバイタリティは必要である。しかし、程度問題である。

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