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2009年3月26日 (木)

千駄木庵日乗三月二十五日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は資料検索・整理など。

午後六時半より、豊島区立駒込地域文化創造館にて、「萬葉古代史研究會」開催。小生が大伴家持の歌などを講義。

帰宅後は「レコンキスタ」掲載予定の原稿執筆。

          ○

テレビニュースを見ていたら、鳩山由紀夫民主党幹事長が、西松建設と小沢一郎氏側との偽装献金事件で小沢氏の公設秘書が逮捕されても、小沢氏が民主党代表を辞任しないことに関して「政治家が行政に負けてはいけない」という意味のことを言っていた。

確かに検察は行政の一部である。また検察にも間違いはあるだろう。しかし、政治家が検察の摘発を受けたことを「政治家と行政の戦いである」という認識を持つのは誤りである。検察や警察による政治家の違法行為摘発は、政治家の政治活動に対する攻撃でもないし妨害でもない。法と証拠に基づいた正当な義務であり責任である。絶対にやり遂げなければならないことである。

政治家が検察や警察による違法行為の摘発に戦いを挑むというのは、まさに、政治の司法への介入である。鳩山氏はそんなことが分からないのであろうか。摘発が正しかったか間違っていたが、すなわち摘発された人が、無罪であるか否かは、飽く迄も、裁判で決着をつけるべきことである。それを摘発すること自体が、行政の横暴であり、政治家への攻撃・圧迫であるかのような物言いをするのは全く間違っている。これでは、民主党が政権を取ったら、検察・警察への不当不法な介入が公然と行われる危険を感じる。

民主党や民主党を擁護する勢力がやれ「国策捜査だ」の「形式犯だ」などと声高に主張する風潮がまかり通るようになった大きな原因は、漆間巌官房副長官の軽率な発言であったと思う。

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