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2009年3月 5日 (木)

千駄木庵日乗三月四日

午前は、父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、ある歌手の方と懇談。近く開かれる歌の発表会で「萬葉集」の春の歌を歌うとのことなので、大伴家持の次の歌が良いのではないかと申し上げた。

春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ

「紅に色づいた春の苑に咲き誇る桃の花の下の春の陽に輝いている道に出て立つ乙女よ」という意である。天平勝宝二年、家持が三十歳頃の歌。桃の花と乙女の美しさが絵画的に歌われている雅やかにして唯美的な歌である。

その後は資料の整理。

           ○

小沢一郎氏の記者会見をニュースで見た。検察批判を大声で展開していたが、「悪い奴ほどよく吠える」(丁度今テレビで黒澤明の『悪い奴ほどよく眠る』という映画を放送している)という思いがした。これからどんどん新事実が明らかになり、もしも小沢氏自身にまで司直の手が及ぶようになったら、「引かれ者の小唄」を歌うことになりはしないか心配である。

民主党の議員も情けない。誰一人小沢を批判する人はいない。「検察より党首を信じる」と公言する議員までいた。自民党議員は、麻生総理に対してどんどん批判したり、反旗を翻している。民主党議員は小沢に頼って選挙を戦わなければ議席が守れないと思っているからなのか。特に日教組出身の輿石とかいう男はどうかしている。

私が小沢のことを嫌いな理由は、自分は田中角栄・金丸信という二人の金権政治屋の悪しき体質をそのまま受け継いでいるくせに、改革者を気取っているところにある。まさに偽善者である。小沢に自民党を批判する資格は毛筋の横幅ほどもない。まして、検察批判などおこがましい限りである。

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