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2009年3月 6日 (金)

千駄木庵日乗三月五日

午前は、父母の所に医師が往診。その後訪問看護師と共に父のお世話。ケアマネージャーが来宅し、父母の今後の介護について相談。

午後は、丸の内の出光美術館にて開催中の「近代日本画のロマン 小杉放菴と大観 ―響きあう技とこころ―」展参観。「洋画家としての名声をほしいままにしながら日本画に転じた小杉放菴と、日本画家・横山大観の作品展。「自らの画業模索の時期にあって、洋画に新境地をたのんだ大観。東洋の精神を愛した洋画家・放菴。運命的な出会いを果たした二人は、日本美術史に一大事件を起こしました。…歴史上では切り離せない二人ですが、二人の交流を描いた展覧会は何故かほとんどありませんでした。放菴と初代館長、出光佐三の交友によって築かれた出光コレクションの放菴作品は、国内屈指の質・量であるだけでなく、放菴と大観が生きた激動の時代に集められたものでもあります。本展では、画技を磨きあった大正時代の二人に焦点をあて、二人の画風が近づき、また離れて、それぞれの個性が輝いて昇華してゆく美の過程を約80件の作品で紹介します。洋画と日本画の心地よいハーモニー。共に『東洋』に憧れ、日本の自然を愛した二人の心のふれあいでたどる展覧会です。」(案内書)との趣旨で開催された。

小杉放菴の「天のうづめの命」「太宰府大伴家持卿讃酒像」 横山大観の「月下逍遙」など素晴らしい作品を見た。放菴も大観も日本と支那の古典に関する理解が深く、愛国者であったと感じられた。面白かったのは、「天のうづめの命」のモデルは、笠置シズコだった事である。「天のうづめの命」は、昭和二十六年の制作で、日本の復興を祈って、「天の岩戸開き」の神話を描いたものと思われる。色彩豊かな美しい作品である。

出光美術館からの眺めも素晴らしい。九重の緑が眺められ、桜田門と楠公像を見ることができる。そう高い建物ではないので、皇居の尊厳性を侵してはいないと思う。

夕方は知人と懇談。

帰宅後は資料の整理、書状執筆など。

          ○

何回も書くようだが、野党第一党の党首、次期総理と目される政治家の政策秘書を逮捕するからには、余程の確証があるからだと考えるべきである。小沢一郎氏だけが主張するならともかく、民主党全体の公式の見解として、「国策捜査だ」として検察を批判するのはどうかしている。

今、言われている「国策捜査」とは、政権与党の意向に従って検察が特定の政治家などを逮捕するという意味である。私は、今の検察が自民・公明両党の意向にそって権力を行使することはないと思う。はっきり言って、検察はそんなに甘くはないし、そんなに腐ってはいないと思う。

菅直人・鳩山由紀夫・輿石某の責任は大きい。その点、前原誠司はまともな見解を示していた。次の民主党党首は、国防・安保でもしっかりとして見解を持っている前原氏の再登板が良いと思う。一国の総理を詐欺師呼ばわりしたのはどうかと思うが…。

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